ルアー選びのヒントは記号

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トラウトなどの虫食性の強い魚は、落ちてくる虫を探すため、常に水面を意識しています。

特に夏場には、セミや甲虫が飛び回り、それらが水に落ちるのをトラウトたちは待ち構えているのです。

ここで重要になってくるのは、ルアーのサイズとシルエット。

基本的に動物は、脳内での情報処理の負担を軽減するため、視覚から入る情報を単純化して受け取るという特性を持っています。

これは魚も同じで、視界に入った物体をエサなのかどうかを瞬時に判断するために、まずは物体のサイズやシルエットで「エサ」と「エサではないもの」とを大まかにふるいにかけるのです。

私たち人間も、地図や標識などを見るときには、情報が「記号」として単純化されている方が見やすいですよね。

ルアーは、必ずしもリアルである必要はなく、魚にとっての記号の役割を果たせば良いわけです。

例えば、セミや甲虫なら2センチから3センチのサイズで体は丸みを帯びています。

トンボや芋虫などは3センチ〜5センチの細長い棒状です。

トップでトラウトを狙うときには、ルアーが水面に落ちた最初の一瞬が重要です。

トラウトにルアーをエサだと判断してもらうためには、ルアーのサイズやシルエットにこだわる必要があるのです。

フィールドの状況を判断し、セミや甲虫が多い時には丸いシルエットのルアーを、トンボが飛び回っているのなら、細長いシルエットのルアーをパイロットルアーとして選んでみてはいかがでしょうか。

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