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バス釣りルアーのチャートカラーは釣れない?意外な使い方も公開します!
バス釣りのルアーはたくさんありますが、中でもチャートリュースカラー(チャートカラー)と呼ばれる蛍光イエローやグリーンのルアーは目立つ存在ですね。
「こんな色でバスが釣れるの?」と正直思ってしまいますよね。
実際、私はもともと派手な色のルアーをあまり使っていませんでした。「全く釣れる気がしなかったから」です。
中学の頃、釣り好きの友達のお父さんに「自然界に無いカラーは釣れない」と言われ、その言葉を信じきってしまっていたんですね。
ですが、管理釣り場のトラウト釣りをして、その価値観が変わりました。エリアトラウトでは、チャートのオレンジやピンクなど、さまざまな色のスプーンを使います。自然界に絶対に存在しない色に猛烈にアタックしてくる魚を見て、「チャートカラーでも普通に釣れじゃないか」となったわけです。
そこで、バス釣りでも派手めなカラーのチャートやピンク、オレンジといったよく目立つ色を積極的に使うようになったんですね。
これがよく釣れるんです! しかも、地味なカラーで釣った時よりも、喜びが遥かに大きいんですよ。
また、「デカバスは派手な色は見切るから釣れない」と勝手に思い込んでいたのですが、チャートカラーのルアーで50オーバーのバスを釣ってからは本当に考え方が変わりました。
チャートカラーは釣れます。
今回は、チャート系のカラーが釣れる理由や意外な使い方について解説します。
チャートカラーの特徴とは?
チャートカラーの特徴は、なんと言っても水中でよく目立つことです。濁った場所では本当に強いカラーになります。
私の経験上は、特に夏に強いカラーでもあると思っていまして、夏で濁りが入った時の勝ちパターンになることが多いです。
濁った場所以外で、チャートが活躍するのは夜です。夜の鉄板カラーは黒ではあるのですが、ボトムやディープなど背景色が暗くなる場合にはチャートでよく釣れます。
また、他の釣り人がナチュラル系カラーばかり使っている場所でチャートを投げると反応がめちゃくちゃ良くなることも多いです。
よく目立って、バスにしっかりアピールさせることが出来るのがチャートカラーの最大の魅力です。
釣り人目線でも、水中のルアーがよく見えるのでコントロールしやすいというメリットがあります。
チャートカラーがオススメの場所や時間帯は?
チャートカラーで釣れない方は、使う場所や時間帯の選択が間違っているのかもしれません。チャートカラーが爆発する場所や時間帯があります。
濁った水中で本領発揮
チャートカラーが一番能力を発揮するのは、濁っている場所です。例えば前日に大雨が降った後の川や野池、ダムの上流などです。
そういった場所では、食性で食わせようとするよりも、ルアーのインパクトや存在感にバスが反応します。
ルアーのカラー選びで重要なのは、色の種類よりもコントラストの方です。濁りが強い時の茶色い水の中では、チャートカラーが最もコントラストが強くなります。水中で最も目立つ色になるということですね。
濁っている釣り場では、真っ先にチャートカラーのルアーをセレクトしてみましょう!
濁った水の中での私の一押しチャートルアーはスピナーベイトです。スピナーベイト本来のアピール力に加え、チャートで視覚的にも目立てるので最強ですよ。
バスのやる気がない時間帯に効く
チャートカラーは経験上、バスの活性が低い昼間の時間帯によく釣れます。
目立つチャートカラーは、水中で真っ先にバスの目にとまります。ルアーのことをエサだと思うのかナワバリを脅かす敵だと思うのかは、その時のバス次第ではありますが、思わず口を使わせてしまうアピール力がチャートカラーにはあるということですね。
いわゆるリアクションバイトです。バスは食性だけでルアーを追うわけではありません。エサを積極的に追わない日中にはリアクションの釣りが有効になります。バスの本能を刺激しやすいチャートカラーは、まさにリアクションバイトをさせるのに最適な色というわけです。
チャートカラーの意外な使い方とは?
チャートカラーが意外にも良く効く場所としては、クリアウォーターと呼ばれる水の透明度が高い場所ですね。その理由は、クリアウォーターでは誰も派手なルアーを投げないから。
ルアーフィッシングで重要なことは、「バスが見たことないものを投げる」ということです。ビックベイトやスピナーベイトに狂ったようにデカバスは反応するのも、「今までに見た事がない動きや形」だからです。
確かに、水が綺麗なところでは、ナチュラル系のルアーを使うのがセオリーです。あまり派手なルアーを使うとバスが警戒してしまいますからね。
ただ、そのセオリーを守る人が多いからこそ、ナチュラル系のルアーをバスが見慣れてしまい反応が鈍くなるということがあるのです。そこにチャートやピンクの目立つルアーが飛び込んでくると、スレたバスも思わず反応してしまうというわけです。
クリアウォーターではナチュラル系を使うことを基本にしつつ、釣れない時の打ち手の一つとしてチャートを持っておくと良いですよ!
派手なカラーをどんどん使おう
私がそうだったように、バス釣りでは「自然界に無いカラーは釣れない」と思い込んでいる人も結構多いです。
ですが、それは単なる思い込みです。バスもトラウトも、派手なチャートカラーにしか反応しない場面が確実にあります。
以下は、私がチャートカラーのルアーで釣り上げたバスです。雨上がりのマッディな水質でもドピーカンのクリアウォーターでも、チャートは活躍してくれます。
ルアーフィッシングで重要なのは魚にルアーを見つけてもらうことです。
チャートカラーは見るからに目立つ色ですが、その期待を裏切らず、バスに強烈にアピールしてくれます。
無難にナチュラル系のルアーを選んでしまいがちな方も、ぜひタックルボックスに1つはチャート系を入れておくことをおすすめします。
自分だけ爆釣するということも経験できますよ。
まとめ
今回は、バス釣りのルアーでチャートカラーは釣れるの?という疑問にお答えしてきました。
大切なポイントは、
- チャートカラーは濁っている場所で効果的
- 日中のリアクションの釣りに有効
- クリアウォーターでも意外によく釣れる
ですね。
冒頭でもお話ししたように、私自身チャートカラーを信じられず、ナチュラル系の地味な色ばかりを選んでいた時期がありました。無難な色の方が潰しが利くかと思っていたわけですね。
ですが、あえてダメもとでチャートカラーを使ってみたとき、その威力に驚かされました。そのときは、わずか20分くらいの間に、50センチと40センチクラスのバスを一気に釣り上げたんです。それまでナチュラル系のルアーに全く反応がなかったのに、チャートに変えた途端にこれです。
「バスが見慣れていないカラーに反応する」ということを実感した瞬間でしたね。それくらい、その釣り場で使われていないカラーの威力は強烈ですよ。
バスが釣れないと行き詰まっている方は、ぜひチャートカラーを選択肢の1つに入れてみてください。
今回は以上になります、最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
他のアピール系カラーについては、以下の記事を書いています。こちらも参考にしてください。
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