バスが今までに見たことのないルアーを使ってみよう。→ショップを見る
クリアウォーターのバス釣り攻略|使うべきルアーのカラーとテクニック
水が澄んでいるクリアウォーターは、見ているだけなら気持ちいいですが、バス釣りの難易度は非常に高いです。
バスから人間の姿が丸見えなので、とても警戒心が高いからです。そのプレッシャーを克服するのが、クリアウォーター攻略の秘訣と言えるでしょう。
私自身、もともとクリアウォーターのバス釣りは苦手でしたが、何度も挑戦することでコツをつかむことができるようになってきました。
今回の記事では、そのノウハウを紹介していきます。
通っているフィールドの水質がクリアで、バス釣りが難しいと感じている方も、今回紹介するテクニックを押さえてクリアウォーターを攻略してみてください。
水質が澄んだエリアのバスは体高があり綺麗な個体が多いので、釣れればテンション上がりますよ!
クリアウォーターでのバス釣りの基本はロングキャスト!
クリアウォーターのバスは警戒心が強いため、天敵に狙われやすい岸寄りにはなかなか姿を見せません。基本的にはルアーをロングキャストし、遠くのポイントを狙うことになります。
これまでのクリアウォーターのバス釣りでも、ソフトルアーを遠投し、ゆっくり沈ませているときに食ってくることが非常に多いです。濁った水域であるような、足元で食い上げてくるようなバイトは、クリアウォーターではほとんどありません。
澄んだ水の中からは釣り人の姿が丸見えで元々警戒心が高い上に、ルアーの形もくっきり見えるので、見切られてしまうんですね。
ルアーが見切られてしまうのはある程度は仕方ないので、できる限り遠投して警戒心の薄いバスを狙うというのがクリアウォーター攻略のセオリーというわけです。
岸から見える障害物なども、バスが身を隠しやすいので攻めがちですが、こうしたポイントは先行者がすでに叩いている場合が多いのでバスのプレッシャーも高いです。
水質がクリアなポイントでは、迷わずロングキャストで遠くのバスを狙いましょう。
クリアウォーターのバス釣りのルアー選びのコツ
クリアウォーターのバス釣りでは、ナチュラルカラーのルアーを使うのが基本です。
例えば水底や岸壁などの背景が白っぽいフィールドでは白系を、逆に背景が黒っぽいフィールドでは黒系を選ぶのが効果的です。背景に馴染ませて、バスに異物感を抱かせないことが重要です。
バス釣りではルアーを目立たせるのがセオリーではありますが、クリアウォーターの警戒心の強いバスは敏感に変化をとらえるので、背景に馴染ませるくらいのルアーにも反応してくれます。
意外にアピールカラーが効く場合も
ナチュラル系のルアーに反応が悪いと感じる場合には、チャートやピンクなどのアピール系のルアーが有効だったりします。
私自身、ナチュラル系ばかり使って全然釣れなかった際、チャートカラーに切り替えた瞬間に連続ヒットを経験したことがあります。
クリアウォーターではナチュラル系のルアーを使う人が多いので、バスも飽きてくるんでしょうね。そんな時に誰も使っていないチャート系を投げると、リアクションで食ってきてくれるのだと思います。
バスがいるのにルアーを追ってきてくれない時は、アピール系のカラーも使ってみるようにしましょう。
クリアウォーターのバス釣りでのおすすめルアー
普段はスピナーベイトでの釣りが多い私ですが、クリアウォーターの釣りではソフトルアーを使うことが多いです。
とにかくバスが神経質なので、スピナーベイトやクランクベイトのようなアピール重視のルアーは警戒されてフィールドのプレッシャーを上げてしまうからです。
ソフトルアーをノーシンカーで使うのが最も効果的です。
ドライブシャッド4.5インチ
まずおすすめしたいのは、ドライブシャッドです。
- ロングキャストが可能
- バスを警戒させないアクション
- 水に馴染みやすいカラーが揃っている
という特徴が、クリアウォーターの釣りに最適です。
ナチュラルカラーのラインナップが多いので、フィールドの水質に合わせたチョイスが可能なのも嬉しいポイント。
フォールしている時にもアクションし、バスに対して自然にアピールできる点もプラスです。
使い方のポイントは、ノーシンカーのドライブシャッドを遠くに投げた後にボトムまでゆっくり沈めること。
沈んでいるときにのアクションに反応して食ってくることが多いので、アタリを逃さないようラインの動きに注目しましょう。
底まで沈んだら後も、基本はスローなアクションで誘います。リフト&フォールでバスのいるレンジを探りつつ丁寧にアプローチするのが効果的です。
4インチヤマセンコー
ヤマセンコーも、クリアウォーターで実績のあるワームです。
こちらもノーシンカーで使います。ドライブシャッドと同じく、遠くにキャストして底までゆっくりと沈めましょう。スレたバスは縦の動きの弱いので、ワームがゆっくりと落ちていくアクションに強く反応します。
なので、底に着くまでじっくり待ちましょう。
底まで着いたら、ゆっくりと巻いて5秒くらい止めます。時々リフトを混ぜながら、リトリーブとストップを繰り返します。焦って早く巻いてしまうとバスを警戒させるだけなので、じっくりゆっくり攻めましょう。
まとめ
今回は、クリアウォーターのバス釣り攻略法について解説しました。
重要なポイントを整理すると、
- クリアウォーターの攻め方の基本はロングキャスト
- ノーシンカーワームのフォーリングで食わせる
この2点が重要です。
クリアウォーターを極めることができれば、バス釣りの腕前は相当高いと言って良いでしょう。この釣り方に慣れてくると、マッディウォーターの釣りが簡単に感じてしまうはずです。
クリアウォーターのバス釣りを攻略し、初級者から一気に中級者・上級者への駆け上がりましょう!
今回は以上になります。最後まで読んでいただきましてありがとうございました。
クリアウォーターのバス釣りと同じく難易度の高い「見えバスのサイトフィッシング」については以下の記事で解説しています。クリアウォーターの釣りとも通じる部分が多いので、こちらも参考にしてみてください。
コメント
コメント一覧 (2件)
ブログ主様
こんばんは。今回の記事も大変勉強になりました。
実は、今回の記事を昨夜に拝読して、バスが居着きそうなスポットを探る際には、多少キャストの質が低下してしまっても、ロングキャストをして一通り探ってから接近するようにした結果、本日バスの自己記録を更新することができました(しかも、初めてベイトタックルで釣り上げた1尾にもなりました)。一生ものの思い出になった気がします。本当にありがとうございました。
具体的には、ロングキャストによるアプローチと先週の釣行で採用した作戦と組み合わせたところ、珍しく水が濁ったエリアで岸から2,3mくらいの位置にある沈んだ枯れ草目掛けてテキサスリグを落としたとき、体長46センチの筋肉質なバスをゲットすることができました(カバー自体はテキサスリグでなければ探れない密度では無かったのですが、それまでに得た情報から今日のバスは非常に積極的だという仮説を立てていたので、その時の手持ちの釣具の中では重めのシンカーを使ったテキサスリグの速い動きこそが有効だと考えていました)。
冷静になって思い返すと、その時のキャストも満点とは言い難いものでしたが、バスが非常にアグレッシブだったことからお情け的に食べてくれたような気がします(実際、その後もファイトも驚くほどの引きの重さで楽しませてくれました)。しかし、私がスポットへもう少し接近してキャストを試み、そのせいでバスが私の存在に気づいてしまっていたら、バスが口を使う可能性はほぼ0になっていたかもしれません。
クリアウォーターでの釣りをすることのメリットについては青木大介プロも著書の中で、様々な面で難しい反面、バスの挙動を観察することで多くの経験値を得ることができると記していました。
実は、私は転居が決まって今通っているダム湖で釣りを続けることは難しくなりました。
転居先は全国的に有名なメジャーフィールドの近くで、水質はともかく今よりもずっとスレたバス達が相手となりそうです。
それまでにクリアウォーターながら比較的素直なバス達から少しでも多くのことを教えて貰おうと思います。
ふくちょーさんいつもありがとうございます。
そして自己記録更新おめでとうございます(^ ^) 私自身もとても嬉しく思います。
驚くほどの引きの強さは、一生の思い出になりますね。
また、ベイトで釣り上げられたということで、スピニングで釣り上げるのとは、また違った嬉しさがあったと思います。
クリアウォーターで、濁った所を探すという作戦はとても良いと思いますね。濁りがあったからこそ、取れた一匹だったのかもしれません。やはり、濁っていた方が騙しやすいですからね。
次は、メジャーフィールドの釣りがメインになりそうですか。
賢いバス達を相手にすることになると思いますが、その分勉強になることも多いと思います。
メジャーなフィールドは全く釣れないか、釣れれば50オーバーみたいな世界ですから、より大きなバスを狙ってみてください!