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6月のバス釣り攻略法!高活性なアフター回復期のルアー選び&釣り方

バスが今までに見たことのないルアーを使ってみよう。→ショップを見る

ジメジメとして低気圧も多く、人間にとって過ごしにくい季節である6月ですが、私は毎年待ち望んでいる時期でもあります。

なぜなら、6月のバス釣りは個人的に「1年で最もバスが釣りやすい時期」だと思っているからです。

これにはバスの生態も関係しています。春先に産卵を終えたバスは、5月後半から6月にかけて浅場の岸際で体力回復のためにエサをドカ食いし始めます。いわゆるアフタースポーニングというやつですね。

6月は釣れるバスのサイズも上がりますし、数釣りも可能です。岸際で過ごすバスが多くなるので、陸っぱりアングラーにとって最もバスを釣りやすくなる時期でもあるんです。

私は、6月に50センチアップと40センチクラスのバスを一度に釣り上げた事がありますが、その間30分ほど。バイトも多く、とにかく6月のバスは活性が高いと感じます。

この活性の高さは、ランカーバスを狙うチャンスでもあります。ぜひ6月のバス釣りで自己記録の更新を狙ってみてください。

今回は、これまでの経験も踏まえて、6月のバス釣りをどう攻略するかについて紹介していきます。

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6月のブラックバスの行動パターン

この章では、6月のバスの行動パターンを簡単にまとめていこうと思います。バスのいる場所や食性を押さえて、デカバスを狙い撃ちしに行きましょう。

6月は完全にアフタースポーニング

6月のブラックバスは、完全にアフタースポーニング(産卵後)です。産卵で使った体力を回復させるために積極的にエサを追います。

ただし、気温の低い年にはスポーニングが遅れ、6月の前半にはまだ活性の低いバスがいる場合があります。その年の気温の動向をチェックし、バス釣りの計画を立てると良いでしょう。一般的にバスの産卵は桜の開花時期と重なることが多いとされているため、これを目安にするのがおすすめです。

産卵のおよそ2週間後くらいから徐々にエサを活発に追い始め、例年だと活動の最盛期になるのが本州では6月といわれています。

これが7月に入ってくると様子が変わります。今度は気温が上昇し、活発にエサを食べ始まるのも早朝か夕方の涼しくなってきてからになります。6月は「産卵後のドカ食い」と「最適な水温」という2つの条件が絶妙に重なる時期ということなんですね。

6月のバスは常に活性が高く、1日中釣りを楽しめるので、バス釣りには本当に良い季節です。

低気圧の日が多い

6月は梅雨前線が北上してくるため、全体的に気圧の低い日が多くなります。

気圧の変化は魚の活動に密接に関わっており、一般的には気圧が低くなると魚の活性が上がるとされています。これは、気圧が低くなることにより魚の浮き袋が膨らみ、泳ぐレンジが上がるためです。

バスのような大型魚は浮き袋の調整能力が高いので、エサとなるベイトフィッシュのレンジが上がるために、それに追うバスのレンジも上がるということかもしれません。

いずれにしても、低気圧の日はバスの活性が上がるため、6月の曇りや雨の日は絶好のバス釣り日和であると覚えておきましょう。

6月の中でも梅雨の時期は特にバスの活性が高くなります。より詳しく書いた記事もありますので、こちらも参考にしてください。

6月のバス釣り攻略法

6月のバスがなぜ釣りやすいのかを知った上で、攻略法を学んでいきましょう。

色々なルアーを試してみる

こう言っては無責任ですが、6月はぶっちゃけ何を投げても釣れる時期ですね。どんなルアーが良いとかあんまり気にしなくてもOKな時期ではあります。

私が思うに「自分の釣りたいルアーを極める」事ができる時期であると思います。ですから、スピナーベイトで釣った事がない人はスピナーベイト、クランクベイトで釣ってみたいという人はクランクベイトを、この機会に投げてみましょう。

ミノー、バイブレーション、ワーム、スイムベイトとあげればキリがないのですが、自分がこれで釣ってみたいなぁと思うルアーがあればそれを投げれば良いと思いますよ!

ちなみに私の場合は、スピナーベイトで苦手意識を持っていました。釣れることは知っていたのですが、あまり釣った経験が無く使うことは少なかったんですね。ですが、6月にスピナーベイトで50アップにバスを釣り上げたことで、苦手意識が一気に無くなったんです。

なので、もしも苦手だと思うルアーやこのルアーで釣ってみたいと思うルアーがあれば、釣りやすい6月に試してみて自信をつけてみると良いですよ。

また、「まだバスを釣ったことがない」という初心者さんは、6月の釣りやすい時期にぜひ最初の1匹を釣ってみましょう! その際のコツやおすすめのルアーは以下の記事でも紹介しているので、参考にしてみてくださいね。

雨上がりに釣りに行く

6月といえば本州では梅雨。とにかく雨がよく降るこの時期は、釣りにもかなり影響してきますよ。

でも雨は、マイナスでは無くプラスの要素になることが非常に多いです。

雨のメリットは主に以下の4つです。

  • 低気圧によりバスのいるレンジが上がる
  • バスの活性が上がる
  • 水が濁ることによってルアーを見切られにくくなる
  • 雨の日は釣り人がほぼいないのでスレにくい

どしゃ降りだと流石に釣りにくいですが、普通の雨量で、さらに止んだ後とかであれば、非常に好条件となります。

特に水面系(トップウォーター系)のルアーにすごく反応が良くなる印象です。

雨上がりのバス釣り攻略法は、以下の記事でも解説しているので参考にしてみてください。

岸際を重点的に狙う

6月のバス釣りの個人的な印象としては、足元で食ってくる事が多いような気がします。バスの生態の章で書いたように、バスが岸際で餌をとっていることが影響しているのだと思います。

産卵後の体力回復をしたいバスは、とにかく大量のエサを食べます。岸際はバスがベイトを追い詰めやすいので、効率よく捕食することができます。この時期のバスは警戒心よりも食欲の方が勝るので、岸際でもルアーを追ってくるのだと思います。

ルアーを巻いてきて岸際で「ドンッ」と食い上げてくる事が多いです。

ですから、ルアーを投げたら岸際まで丁寧にアクションさせながら巻いてくるようにしましょう。ストラクチャー周りでルアーをストップさせると、たまらず食いついてきますよ。

バスが岸際までルアーを追ってくるのは、岸釣りアングラーにとっては非常に好条件ですね。

岸際のストラクチャー(障害物)を攻めまくることがコツ!

6月のバス釣りにおすすめのルアー

この章では、6月のバス釣り攻略にオススメのルアーを紹介します! 6月は何を投げても釣れると書きましたが、だからこそ「このルアーで釣りたい!」というものを投げてみましょう。

スピナーベイト

まずは、私が6月に爆釣して苦手意識を克服したスピナーベイトです。数も釣れますし、デカバスも狙えるので非常におすすめですね。

重さは、基本は1/2ozを使う事が多いのですが、6月は浅場を狙う事が多いので、軽めの3/8ozくらいがちょうど良いかなぁという気がしてます。

使い方としては、とにかく浅場でバスが付いていそうな障害物の周りを引きまくります。この釣り方で、足元で食い上げてくることが多いですね。

カラーはチャート系が良いです。雨上がりで濁りが入っている状況では、水中で目立つチャートカラーは本当によく効きます!

バズベイト

バズベイトは雨の降り始めや、雨が上がったタイミングで凄く反応が良くなりますね。

特におすすめなのが、雨の降り始めと、雨上がりのタイミング。このタイミングは先ほどの章でも紹介したように、バスが水面を意識していることが非常に多いんです。

それまでは全然反応が無くても、雨が降り始めると急に食い始めることがよくありますからね。

雨が降って水に動きが出ると水中の酸素が多くなり、バスの活性が高くなるからです。

ですから、雨が降り始めたり、雨が上がったタイミングでバズベイトを巻いてみて下さい!

雨の日のバス釣りについては別の記事でも書いています。以下も参考にしてみてください。

ソフトルアー

6月の特徴として「とにかく数が良く釣れる」というのがあります。数釣りのパターンがわかってくると、もう1日に10匹以上は釣れることが普通にあります。

ただし、数釣りで釣れるバスのサイズはそんなに大きくはないんですけどね(^_^;)

数釣りをしたい場合には、小さめのソフトルアーを使うのが良いでしょう。私の場合、他の時期には5インチを使っているのですが、6月の数狙いの場合には3.5インチのワームを使っています。もちろん、小さめのルアーでも、問題なくデカバスも食ってきます。

爆釣しやすい6月にたくさんのバスを釣って、バス釣りの楽しさを味わって欲しいと思いますね。

まとめ

今回は、「6月のバス釣り」をテーマに記事をまとめてみました。

記事のポイントとしては

  • 6月は産卵から回復したバスが一気にエサを食い始める時期
  • 基本的にどんな釣りでも通用する
  • 雨の降り始めや雨上がりは特に釣りやすくなる

ですね。

とにかく繰り返し伝えたいことは、「1年で最も岸からバスが釣りやすくなる時期」だということです。

数釣りでもサイズ狙いでも、どちらでもOKです。この貴重な月を是非色々な釣りを試すと良いと思いますよ。

特に初心者さんは、初バスを釣るのに一番向いている時期でもありますから、是非初バスを釣ってみてださいね(^ ^)

今回は以上になります。最後まで読んでいただきましてありがとうございました。

7月のバスについては次の記事で紹介しているので、こちらもあわせて読んでみてください。

記事で紹介したルアー
JIM
バス釣り歴約15年以上のJIMです。これまでの経験をもとに、初心者さん向けにバス釣りの魅力を発信しています!
・これまでに釣ったバスの最高サイズ:56センチ
・好きなルアー:スピナーベイト スイムベイト
・好きなメーカー:シマノ
・愛用タックル:ワールドシャウラ、スコーピオン
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コメント

コメント一覧 (2件)

  • まさぽんさん、こんばんは。
    先日もアドバイスありがとうございました。

    友人との釣行日程が定まったので、この前オススメ戴いたザップのインチワッキーアイガードを重量別に3種類買ってきました。
    既にストレートワームは3,4,5インチ代のものがそれぞれ手元にあるので、これを使ってもらう予定です。

    2日で8尾もキャッチされるとはさすがまさぽんさんですね!

    以前お話しした通り、私はWS2651にナイロン12lbを使うことがあります。
    これは主にPOPXとレッドアイポップを使い、積極的に障害物周りを攻めるときに用いるのですが、釣具店で店員さんに話すと必ず唖然とされます(笑)
    「ライントラブルが多いでしょう?」「飛距離も出ないでしょうし、キャストコントロールも難しいはずです」「ベイトタックルでされては如何ですか」等助言を戴くのですが、「確かに糸の寿命は短いですが、(WSのガイドとステラの長幅スプールで)飛距離は必要なだけ出せていますし、ルアー重量が最低7gあれば狙ったところに大抵入れられます。リールの構造上、キャストしたときの弾道がホップアップしない等、スピニングタックル故の長所もありますよ」とお答えしています。
    (素直にごついPEタックルでポッパーフロッグを使った方がいいのかもしれませんが。)

    さて、まさぽんさんには遠く及びませんが、実は私も一歩前進がありました。
    先の日曜日の釣行で、転居先で初めてバスがヒットしたのです。
    その日はWS1652にナイロン16lbのタックル1本で先日母がナマズを釣り上げたエリア一帯を釣り歩き、夕方は最もベイトが豊富だと判断した場所で心中することを決めました。
    そこでルアーローテーションや場を休ませながら粘ったところ、13cmのスローフローティングミノー(OSPのルドラ)をジャークさせていたとき、ステイ中に20センチ前半くらいの小バスがヒットしました。
    フッキングが甘くて足下近くでバレてしまいましたが、転居後の初釣行から苦節11ヶ月にして遂にルアーに食いつくバスに出会えたことが嬉しくて、人目も憚らず大笑いしてしまいました。
    次こそ転居先で初フィッシュを釣り上げたいと思います。

    前置きが長くなって申し訳ありません。今回の質問です。

    (1) まさぽんさんがチャターベイトを使う時期や状況を教えてください。
    今回の釣行では何を投げても釣れる時期であるということから、まだ使ったことが無かったルアーを沢山試してみました。
    その中でチャターベイトも使用したのですが、他の巻物ルアーとの使い分けをどうしたらいいかわかりません。

    (2) まさぽんさんがポッパーを使うときのタックルセッティングを教えてください。
    6月はポッパーと多くのプロアングラーが語っていますが、私は6cm代のポッパーは先述のスピニングタックルで使い、7cm代の大型ポッパーはWS1652にナイロン16lbで使用しています。
    特にスピニングでの使用時はこれまでの使用時間が長いため、本来の私の技量からすると別格レベルでキャスティングが決まるのですが、「本当はWS1651あたりを使った方がアクション面でもっとルアーの力を引き出せるのだろうか」と悩むことがあります。
    無論、オカッパリでポッパーの専用タックルを組む方が変ですし、場所やタイミング、状況に応じたルアー選びの方が遙かに大切だとは思います。
    しかし、昨年の台風19号以降、郷里のダム湖は濁りが残ったままで、これまでは敬遠してきたクランクベイトが活きるフィールドになったかもしれないと思うと、WS1651も少し欲しくなってきたため、参考までに教えてください。

    (3) ギア比7のベイトリールに専門的な強みはあると思いますか。また、まさぽんさん的リールのギア比使い分け方法を聞かせてください。
    先日、釣具店で型落ちのメタニウムHGが格安で売られていたのを見て、「ギア比6と8のリールは既にあるのですが、更にギア比7のリールを買い足すとしたら、どんなメリットがありますか」と訊ねたところ、店員さんは「巻きにも撃ちにも潰しが効くのでタックル数が限られるオカッパリでは重宝しますが、何かの運用に特化しているかと言われると……。」と言葉に窮しておられました。
    (まさぽんさんが村田さんや大森プロ、藤田プロのように、全部XGでやり通すタイプだったら申し訳ありません。)

    長文すいません。今回も宜しくお願いします!

    • ふくちょーさんこんにちは(^ ^)

      最近スマホの調子がおかしいのか、なぜかコメントがメールで受信されなかったりしていて返信遅れてしまっています。申し訳ないです。

      2651でpop-Xをやるのであれば、8~10ポンドで投げるともっと快適に投げられると思います。カバー周りでなければ細くしても良いと思います。なので7g~15g未満くらいのプラグであれば10ポンドに落とすという手もありますね。

      ですがスピニングの場合、カバーの中でもし50クラスがかかれば、10ポンドでも取れないときはあるので、その場合は12ポンドを使うと安心かなという感じです。12ポンドになるとワームも5インチ〜8インチ程度のもの(センコーだったりキンクーだったり)をカバーにスキッピングで入れてあげると最高です。

      そういうカバーがなければ8ポンドでも良いでしょうし、何も障害物がなければ6ポンドでも良いですね。

      初バイトおめでとうございます(^ ^) 小バスでも十分嬉しいですよね。気持ち的には、ノーバイトとは天と地の差があるような気がしています(笑)次こそ確実に1本狙っていきましょう!
      別に3インチクラスのワームで遊んでも良いと思いますし、私は、釣れないときは、3インチのワームで遊んでたくさん釣ったりするのが好きなので、サイズを気にせず、確実に釣り上げたけれ
      ば小さなワームで遊んでみても良いと思います。

      そうなると今度は5-6ポンドまで落とさなければ飛ばないですがね。

      (1)基本はスピナーベイトとほとんど同じと考えています。アメリカのトッププロもスピナーベイトとチャターベイトはほぼ同じ使い方と言っていました。私も同意見です。
      ただしチャターベイトの方がナチュラルでスピナーベイトの方がアピールだということですね。

      私の感覚ですが、スピナーベイトよりもチャターベイトの方がマイナーなルアーなせいか、チャターベイトの動きを見て反応してくるバスは結構いましたね。
      おそらくですが、チャターベイトの動きを見たことがないバスもまだまだ多いのかもしれないなぁと感じます。

      どちらも障害物に強く、オールシーズン使えるルアーだと思います。浅場でも良し、中層でも良し、深場でも良しって感じです。スピナーベイトやクランクベイト、バイブレーションよりもナチュラル(ワームより)と考えれば良いのではないでしょうか?

      基本的にはスピナーベイトと同じで、浅場から中層、ディープと全ての層を巻いてみてください。

      (2)今現在では1652に16ポンドを使っています。ですが中学の頃は,1602Rにおそらく12ポンド〜14ポンドを巻いていたと思います。ですがその頃から思っていたのは、7gのポッパーや7gのシャロークランクに一番ベストなので1651Rに12ポンド〜14ポンドだと思います。

      快適に使うにはこのくらいが良いでしょう。今では1本で重ためのスピナーベイトや軽いカバー撃ちもするので、16ポンドくらいで投げちゃってますね。やっぱり少し投げにくいですが(笑)

      ですから、7gポッパーを使うには1651はめちゃくちゃ快適だと思いますよ!!後は7g程度のシャロークランクにも最高です!!

      (3)今はギア比7のリールを使用していますが、本来はXGを使用したいと思います。私も特に何かに特化しているという気はしないですね。
      多少の巻きの安定感もあり、軽く滑らかに巻ける感じもあり、どっちつかずという感じですかね。

      確かに言われてみると、潰しが利くとは思います。巻きでも撃ちでもこなせるというのはメリットかと思います。個人的はもっと重量感のある安定した巻き心地が欲しいんので、XGが良いなぁ〜と思っております。

      それでは、今回は以上です。

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