釣れない時こそ、ハンドメイドルアーの出番です。→ショップを見る
ラバージグの効果的な使い方を徹底解説!おすすめ品も紹介します
- ラバージグの使い方がよくわからない…。
- ラバージグでたくさん釣っている人がいるけど、自分は釣れない。
バス釣り初心者の方の中には、そんなお悩みを持つ方も多いのではないでしょうか。
私もバス釣り初心者の頃、ラバージグに苦手意識を持っていました。バスプロの動画などを観るとラバージグでデカバスを釣っているので自分も試してみるのですが、同じようには全然釣れなかったんですよね、
ですが小学6年の頃、冬に広島県の近所の野池で49センチのバスを釣り上げてからは、ラバージグのポテンシャルを実感することが出来ました。
これは他のルアーにも言えることなのですが、一度良い思いをすると、そのルアーに対する苦手意識が消えてスタメン入りすることがあるんですよね。ラバージグはそんなルアーです。
ラバージグは甲殻類をイミテーションすることもできるため、それらを好んで食べるデカバスに有効なルアーだといわれています。私のこれまでの経験でも、ラバージグで釣ったバスは大型のものであることが多かったですね。
今回の記事では、ラバージグに苦手意識を持っている方向けに、ラバージグの使い方やおすすめルアーを紹介します。
ラバージグとは
ラバージグとは、ジグヘッドというオモリのついた針に、シリコンやゴムでできたラバースカートを装着したルアーのことをいいます。下の写真のようなルアーですね。
ほとんどのラバージグは、ブラシ状のウィードガードがついており、フックが障害物に根がかりするのを防止する能力を高めています。
また、オモリの部分の形状により「アーキーヘッド」「ラウンド」「フットボール」の3種類に分かれます。
ラバージグの特徴
この章ではラバージグの特徴をいくつか紹介していきたいと思います。
障害物に強い
ブラックバスは、水中の障害物(ストラクチャー)の周辺に身を潜める習性があります。水草や倒木、岩などの障害物は、タイトに攻めると当然のことながら根がかりのリスクが高くなります。
こうした障害物周りをピンポイントで攻める場合は、ラバージグの出番です。ブラシガードでフックを守ってくれるので、根がかりを回避しながらバスのいるストラクチャーの奥まで探ることができます。
普通のルアーであれば攻めることができないポイントでも、積極的に攻めることができるのがラバージグの特徴ですね。
同じようにストラクチャーに強いルアーにスピナーベイトがありますが、こちらは巻物なので線の釣りになります。ラバージグはボトムなどの一点でバスに長くアピールできるのが特徴です。
普通のルアーでは通せない場所もラバージグなら攻めることができる。
色々な使い方ができる
ラバージグの特徴2つ目は、色々な使い方ができるという点です。
前で紹介したように、ボトムバンピングによる点の釣りもできますが、スイミングさせてスピナーベイトのような使い方をすることも可能です。
スイミングさせる際には、ラバージグのフックにワームをセットしてアピール力を増して使います。これをトレーラーといいます。
ラバージグさえ持っていれば、点の釣りから線の釣りまで、さまざまな場面で活躍させることが可能です。
点の釣りだけではなく、巻きの釣りにも対応できる。
ラバージグの効果的な使い方とは?
この章ではラバージグの効果的な使い方に関して紹介していきたいと思います。
リフト&フォール
ラバージグの特徴を最も活かせるのが、リフト&フォールトです。
ロッドで水中のルアーを浮かせて(リフト)、そのままストンと落とす(フォール)という動きですね。これを繰り返します。
ザリガニのような甲殻類が逃げる様子に似ているからか、バスの反応が非常に良い動きです。
特に活性の低い冬の時期には有効な使い方になります。文字だとうまく伝わりにくいと思いますので、動画で確認してみてください。
ズル引き
ボトムを引きずる「ズル引き」も効果的です。
ラバージグを着底させたら、竿先を真横にゆっくり引くだけ。ラインの糸ふけをとったら、さらにズルズル引くという動作を繰り返します。
ボトムで砂煙を上げることでバスにアピールします。甲殻類やハゼなどのボトムにいるエサをバスが意識している時に効果的です。水面が静かで、バスがボトムに付いていそうな時に使ってみましょう。
また、ズル引きはボトムの地形を把握するのにも役立ちます。初めての釣り場で、フィールドの状況を把握したい時にも使いたいテクニックです。
シェイキング
シェイキングは、竿先を小刻みに動かします。するとラバーが(もじゃもじゃしている部分)が小刻みに動くわけです。
シェイキングは『ここのポイントで食わせたいなぁ』と思うような一箇所のポイントでシェイクさせると効果的です。
また、冬であれば、一箇所のポイントにバスが溜まっていることが多いので、例えば野池の場合、池の真ん中にキャスト(投げること)して底までフォール(沈ませること)させたら、ここぞというポイントでシェイキング(竿先を小刻みに動かす)します。
10秒くらい同じ箇所でシェイクしたら、少し巻いてまたシェイク。この繰り返しです。これも冬の釣りには特に有効な使い方となりますよ(^ ^)
ラバージグの季節ごとの使い分けとは
この章ではラバージグの季節ごとの使い分けに関して紹介していきたいと思います。
春と秋
春と秋は基本的には“巻きの釣り”が効果的な時期になります。ですからラバージグの使い方としてもフィールドを広く巻いて使う使い方が適していると思います。
フットボールジグにシャッドテールワームをトレーラーとしてセットして幅広く巻いてみましょう。(おすすめのフットボールジグに関しては後ほど説明します)
フットボールタイプのラバージグは、中層を攻めることに適しているので、バスの活性が高い“春と秋”はフットボールジグで巻きの釣りで攻めていきましょう。
夏
夏は、特に7月20日以降であれば水温が低い一箇所のポイントに集まりやすいです。この時期のラバージグの使い方としては、巻いて使うというよりも、“障害物を一つ一つ攻めていく”使い方をすることが重要ですね。
水草の中であったり、木が覆いかぶさっているカバーの中、岸釣りの場合だと意外と足元にラバージグを落としただけで食ってきたことも多々あります。
要するに、幅広く巻くよりも、1点のポイントを一つ一つラバージグを落とし、あたりがあるかチェックする使い方を試してみてください。
冬
冬は基本的にバスの水深が深いので、“深場をどのようにして狙っていくのか”攻め方は主に2つありまして、1つ目はリフト&フォール。2つ目はズル引きです。
この2つに関しては上の章で説明しましたが、ここで少し情報を付け加えるとするなら、“バスの目線の少し上を引く”ことを心がけてみてください。
バスの目は上を見る方が都合が良いので、習性としてあまりバスの目線の下を泳ぐものへの反応はあまりよくありません。ですから、例えばフットボールジグで釣りをする際にも水底から少し上くらいの水深を引く感覚で釣りをしてみてください。
ラバージグのおすすめは?
私がよく愛用していたラバージグを紹介させていただきます。是非参考にしてみてくださいね。
ケイテック ラバージグ3/8oz
私がバス釣り初心者の頃、49センチのバスを釣り上げたのが、このラバージグです。他のルアーを試してみたのですが、全然食わなかったのですが、このルアーには食ってきましたね。
当時好きだったバスプロがよくこのラバージグを使っていたので、私も使ってみたのを覚えています。実際に釣れたので本当に良かったです(^ ^)
カラーは水が綺麗な場所でも濁っている場所でも良く釣れる万能カラーのブラックブルーがおすすめです!
バス釣りの本場アメリカでは定番中の定番カラーですね!!
ドライブクロー4インチ
これはラバージグのトレーラーとして使います。トレーラーというのは、ラバージグにつけるワームのことを言います。
このようにラバージグ単体ではなく、ワームもつけることによってボリューム感が増し、バスにアピールさせることが出来ます。このトレーラーは、スピナーベイトのようなルアーでもトレーラーを付けることがあります。
私の場合ですと、バスの食いがあまり良くないなぁと感じる時にトレーラーを付けます。逆にバスの活性が高く比較的釣りやすいと感じる時はトレーラーを外すこともあります。
ただし、ラバージグの場合はほぼ100%トレーラーをつけます。もちろんラバージグ単体でも釣れなくはないと思いますが、スピナーベイトのようなルアーに比べてラバージグはアピール力が弱いので、トレーラーが無いと釣れる気がしません。なので、ラバージグにはトレーラーは必須だと考えてくださいね。
そこで、おすすめのトレーラーですが、おすすめしたいのは『ドライブクローの4インチです』サイズ的にラバージグにフィットしていますし、使い心地も抜群ですよ。
おすすめフットボールジグ
ラバージグを巻物として使うにはPDチョッパーがおすすめです。中層のラバージグの釣りにはもってこいです!重さは3/8ozから1/2ozくらいをおすすめします。
カラーは、個人的には派手めなカラーをおすすめします。
おすすめフットボールジグトレーラー
フットボールジグでオススメのトレーラーはアンモナイトシャッドですね!! アンモナイトシャッドをトレーラーとして付けると、本当に巻いきものとしても、撃ち物としても使えます。
基本は4.5インチをを使いながら、デカバス狙いの時は5.5インチを使うのも良いでしょう!
投げて、底まで沈めて巻くだけで釣れますよ(^ ^)
まとめ
今回の記事ではラバージグの使い方やおすすめ品について解説をしました。
特に大事なポイントとしては、
- リフト&フォールで広く探り
- ズル引きやシェイキングで1点を丁寧に攻める
という使い方が基本中の基本になると思います。
ラバージグの特徴はなんといっても、根掛かりに強いし、様々な使い方ができるところです。普段は攻めないような障害物の奥の奥とか積極的に狙っていくと、もっともっとバスを釣ることが出来るようになると思いますよ(^ ^)
是非今回の記事も参考にしてみてくださいね。それでは、今回は以上になります。最後まで読んでいただきましてありがとうございました。
コメント
コメント一覧 (3件)
[…] ラバージグの効果的な使い方を徹底解説!おすすめ品も紹介します […]
まさぽんさん、こんばんは。
先日もアドバイスありがとうございました。
ボートの動力はハンドコン式で船体後部に取り付けるタイプであることから、恐らく最初の操船は父が後部座席ですることになると思うので、父にスローフローティングのジャークベイトをプレゼントすることにしました。
もしかすると、スピナーベイトを見て、「オッ!?」と思ったものの追いつけなかったバスが、後から来たジャークベイトに食いつくなんてこともあるかもしれませんね(「フォロー」というやつでしょうか)。
延長された緊急事態宣言で県を跨ぐ移動は憚られるため、ボートフィッシングはまだ一ヶ月くらい我慢になりそうですが、楽しみに待つことにします。
私は休日になると、近場の人のいない(多分バスもいない)河川敷に何組もタックルを持ち込んでは移動もせずにひたすらキャスティングの練習や、使い込めていないルアーの動かし方、フロロカーボンやPEラインの使用感の研究に耽っていました。
(余談ながら、フロロカーボンラインでテキサスリグ、PEラインでフロッグを使うと、より精緻にルアーを操作している感じがして楽しいことに気づきました。)
しかしながら、先の土日は非常に暖かかったので我慢できず、まだ2,3回しか竿を出したことがない河川の下流域を訪ねてみたものの、ボラと鯉を1度ずつ見たのみでいつも通りデコったところです(笑)
さて、今回はラバージグとズル引きに関する質問です。
昨年、まさぽんさんからもアドバイスを戴きながら父にベイトタックルを贈ったものの、父は1年を通じてノーフィッシュに終わりました。
一年間スピナーベイトやバズベイト、シャッドテールワームを投げ続ける中で、父のただ巻きの技術はかなり上達したと思います。正直私よりも先に巻いてバスを釣るのではないかと可能性を感じるほどです。
しかしながら、父は「昼前にフラッと自転車でやってきて私と昼食を共にし、私に貸し出した車に積んでおいたタックルで2時間ばかり釣りをして帰る」というスタイルも多いことから、素人目に見ても「巻きの釣りは厳しいのではないか」という場面も見られます。
そんな中でも一尾を掴むために、今年はズル引きを覚えて貰おうと思っています。
(1)「ズル引き」の入門にオススメのルアーやリグ
今シーズンの晩秋からは父にもダウンショットリグを使って貰っているのですが、10年前に購入したエントリーモデルの6フィート3インチMLアクションのスピニングロッドに265gもある2500番リール、ナイロン6lbというセッティングだと3.5gのシンカーを付けてもイマイチ底を感じ取りにくいようで、「ルアーの大きさや形を見るとスピナーベイトより『釣れそう』だとは思うのだが、スピナーベイトを投げているときよりも『釣りをしている感じ』がしない」と述べ、あまり集中できていないようです。
そんな父でもメタルバイブのリフト&フォールは続けられていたことから、ルアーの様子がわかりやすい釣りが重要なのではないかと思っています。
入門者にズル引きを覚えて貰う為には、最初はラバージグやテキサスリグなど、もっと重量があるルアーを使えば、ライトリグよりもボトムの感じ取りやすいと考えて良いものでしょうか。
また、ラバージグでズル引きをする場合、Mアクションのベイトロッドではどのくらいのウエイトにまで対応できるでしょうか(1/4~3/8ozくらい?)。
(2)テキサスリグやラバージグのズル引きは日中でも釣れる釣りなのか
これまで私がテキサスリグでのズル引き(またはボトムバンピング)で釣った魚は、思い返せば時合や天候変化などのバスの活性が高いタイミングで魚が応えてくれていたような気がします。
たとえば朝マヅメの終わりくらいの時間だったり、大雨が降る直前であったり、あるいはアーリーサマーにバックウォーターへ大きなバスが続々と入ってくる様子が見える状態であったり。
テキサスのズル引きは底の地形探査には優秀だと思っていますが、時間帯や天候などの掩護を得られない状態で釣るときは、ワームに遊動性を持たせられるキャロライナリグ、ライトリグであるダウンショットなど食わせ寄りに寄せた釣りでないと厳しいのでしょうか。
また、ラバージグの場合はどうでしょうか。
(3)ラバージグとテキサスリグ
実を言うと、私はあまりラバージグというルアーを使っていません。
テキサスリグの方がより障害物に強く、シンカーの重さだけを変えることや、ワームだけを交換するという動作も手軽にできるということもあり、いつもHやMHのタックルにはテキサスリグばかり結んでしまいます。
ラバージグの方が汎用性は高く、スカートのフワフワした感じが生命感とボリューム感を生み出しているような印象は受けるのですが、まさぽんさんはこの2つをどのように使い分けていますか?
今回も宜しくお願いします。
ふくちょーさんこんにちは(^ ^)
近距離だとナイロンに比べて、フロロカーボンやPEの方が操作性は高いと思いますね。ロングキャストとして、ラインが垂れている状態だと、逆にナイロンラインの方がやりすかったりはすると思いますよ。
(1)文章を読む限りでは、ラバージグやテキサスリグでも退屈してしまうかもしれませんね。
ルアーの様子がわかって、ボトムを感じられるということでいうと、ディープのクランクベイトが良いのではないでしょうか?リップが底に当たる感じが、竿先から感じ取ることができますからね。
ラバージグやテキサスリグであれば、ただ巻きでOKなセッティングにするのもありですね。例えば、スイムジグみたく、シャッドテールやグラブ系のワームをトレーラーに付けることで、底をズルズルと巻いてくることができます。
テキサスリグでもカーリーテールのようなワームを使えば、変にアクションを加えなくてもそこを取って巻くだけでしっかりとズル引きをすることができます。
ポイントとしては、テールが付いているワームを使うことですね。センコーとかだと正直つまらなく感じると思います(笑)
なので、釣りをしている感、つまり巻くだけである程度竿先から振動が感じられるようにするには、
1. ディープのクランクを使うか(3mくらい潜るタイプ)
2. ラバージグやテキサスはテールの付いているトレーラーやワームを使う
ここが大事かと思います。
これらの釣りをやってみて、次にライトリグを試してみるのもいいかもしれないですね。
Mアクションのロッドの一番良い組み合わせは3/8オンスです。1/4オンスも問題なくいけますが、3/8オンスがベストですね。
1/2オンスになるとちょっと重く感じてやりにくいと感じます。なので、1/4~3/8ozで問題ないと思いますよ。
(2)日中でも問題なく釣れると思います。むしろ日中こそ釣れるのでは?とさえ思っていますよ。
日中はそこまで活性は高くないので、むしろそういった浅場に上がってこないバスを釣るにはズル引きは効率的だと思います。冬なんかでも日中のズル引きは非常に効果的です。
真夏でも水深が低い底の方(シェード)でズル引きすると、結構釣れますよ。
ただし、数を釣るにはテキサスやラバージグよりも、キャロライナリグや、ダウンショットの方が釣れるとは思います。タフであればあるほどライトリグの方が釣りやすいとは思いますよ。
釣りやすさで言えば、キャロやライトリグの方が釣りやすいとは思います。
(3)テキサスリグの方が、障害物や水草に強いので、障害物や絡む要素が多ければ多いほどテキサスリグを使用します。とは言ってもラバージグそれなりに障害物にも強いので、遠投して使うというより足元を打っていく釣りに使いますね。
ラバージグでも引っかかりそうなスポットであればテキサスに変えるといった感じですかね。