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バス釣りのシャローの知識を徹底網羅!基本的な攻め方のコツも紹介します
- シャローエリアのバス釣りを極めたい。
- シャローにはどんな特徴がある?
- おかっぱりで岸際しか攻められない時に効果的な釣り方はある?
そんな疑問に答える記事です。
シャローとは、釣り用語で水深が浅い場所のことで、主に岸際のことをシャローエリアと呼びます。「浅い」の定義は人によって違うと思いますが、だいたい2メートルくらいまでの深さをいう場合が多いようです。
私を含むおかっぱりアングラーの場合、攻められるポイントのほとんどがシャローエリアであり、シャローを制することがバス釣りを制することといっても過言ではありません。
とはいえ、「岸際の浅い場所でバスは釣れるの?」と疑問に思う方もいるかもしれません。ですが大丈夫です。浅い場所にもバスはいますし釣れます。
私の釣りも基本はシャローを攻めることから始めており、他のアングラーが見落としがちなポイントでデカバスを何本も釣り上げることができています。おかっぱり勢だからといってデカバスを上げられないということはなく、いかにシャローをきっちり攻めるかということで釣果が変わってくるはずです。
シャローを真っ先に攻めていくというのはバスプロの方もおっしゃっていて、私がバス釣り初心者の頃に見ていたバスプロのビデオの中でも、柳栄次さんという方が徹底的にシャローを攻める釣りをされていました。そのスタイルに勇気づけられて、私もシャローエリアを基本に攻めるようになり結果を出すことができているのです。
今回の記事では、シャローエリアの特徴と攻め方やおすすめのルアーについて解説します。シャローを極めて、勝率を上げていきましょう。
シャローの特徴
シャローエリアは、岸際の水深が浅い場所が多いため、障害物が多くバスが付きやすいという特徴があります。
ブラックバスは身を隠せる障害物の周りが大好きですから、シャローエリアには必ずといって良いほどバスが付いています。
また、シャローエリアにはエサとなる小魚や虫などが豊富なので、朝まずめ(朝5~7時)や夕まずめ(17時以降)にエサを食いにシャローに上がってくるバスも多いのです。
シャローに上がってくるのはエサを探している「やる気のあるバス」だということですね。ルアーにも積極的に反応してくれることが非常に多いです。
シャローエリアは、春夏秋冬すべての季節でバスを釣ることが可能な、まさに基本のポイントなのです。ただし、真夏や冬はシャローに上がってくるバスが減るので数釣りは難しくなります。こうした水温が高すぎるか低すぎる日に、水温の安定した深場でじっとしていることが多いですからね。ですが、水温の変化に強いデカバスは季節を問わずシャローに上がってくるので、夏や冬はデカバス狙いのポイントになります。
シャローのバス釣りのコツ
足元を丁寧に探る
シャローの攻め方の基本中の基本は、足元を丁寧に探ることです。
釣り場に着くと、どうしても遠くにルアーを投げてしまいたくなりますが、それよりもまずは足元の障害物やカバーを丁寧に攻めていきましょう。
特に足元は、内側にえぐれている場所が多く、そのえぐれの中にバスが潜んでいることが多いんです。
足元を丁寧に攻める際におすすめのルアーはラバージグです。足元のバスを驚かさないように静かに水際まで行き、ラバージグを足元に落としてみましょう。ボトムまで沈ませて、竿先でチョンチョンと2〜3回誘ってみてください。バスがいれば、何か反応があるはずです。
私はこの釣り方で、人生初めての50upを釣り上げました。普段見落としがちな足元のポイントが、意外にたくさんあるはずです。デカバスが潜んでいる場合なので、釣り場に着いたらまずは足元を狙うことを徹底してみてください。
巻物系のルアーで一気に探る
足元までカケアガリが続いているような広範囲に広がるシャローエリアでは、巻物系で広く探ってみるのが良いでしょう。バスの活性をチェックすることもできるので、ルアーをローテーションしながら反応を見ていきましょう。
シャローエリアを効率的に攻める場合のルアーは、シャロークランクとスピナーベイトを用意しておけば対応できます。投げて一定速度で巻くというシンプルな釣り方で、シャローエリアをくまなく探りましょう。
シャローに上がってきているバスはやる気がある個体が多いので、着水と同時に食ってくることもあってエキサイティングな釣りになりますよ!
バス釣りでシャローにおすすめのルアーは?
シャロークランク
私がシャローの釣りで一番釣っているシャロークランクがSR-Xグリフォンです。
広めのシャローでの釣りは、これを投げれば間違いないですよ。障害物に当たった時のイレギュラーな動きでバスのテンションが上がって食ってきます。
数も釣れますし、良いサイズも釣ることが出来ますよ。
スピナーベイト3/8oz
障害物が多めのシャローの釣りでは、スピナーベイトは外せません。
シャローエリアはウィードエリアやゴロタなどの障害物が多いので、どうしても根掛かりが頻発するんですね。そうしたポイントでも、スピナーベイトなら根掛かり回避能力に優れているので安心して投げられます。
シャローでは軽めのものを使うのが良いでしょう。3/8ozがちょうど良いと思います。
手っ取り早くシャローエリアをチェックしたいときに、特におすすめです。
ラバージグ 3/8oz
シャローエリアの障害物周りを探るのに、おすすめなのはこのラバージグ「コンツアージグ」です。デプスの木村健太プロ監修のオールラウンド型パワーゲームジグです。
ピンポイントに打ってよし、スイムジグとして巻いて良しのラバージグですね。
シャローエリアで足元のカバーを徹底的にチェックするときに最適ですよ。
余談ですが、私はこのラバージグの監修者である木村健太プロが大好きなのですが、その理由は「釣りの基本に徹底的に忠実だから」なんですね。動画で釣り方が見ていても、本当に勉強になります。シャローの攻め方のヒントにもなると思うので、ぜひ一度木村健太プロの釣りも見てみてくださいね。
まとめ
今回は、バス釣りの基本であるシャローエリアの特徴や攻め方を紹介してきました。
重要なポイントは、
- シャローにいるバスは活性が高い
- 見落としがちな足元のポイントを丁寧に探る
- 広い場所では巻物系で効率よく探る
ですね。
意外に見落としているシャローのポイントは結構ありますよ。いつも通っているフィールドにも、攻めきれていないポイントがないか見直してみましょう。特に足元は誰も攻めていない場合が多いので狙い目です。
今回は以上になります。最後まで読んでいてだきまして、ありがとうございました。
コメント
コメント一覧 (2件)
まさぽんさん、こんばんは。
先日もアドバイスありがとうございました。
特にカラーブレードについての詳しい解説、大変勉強になりました。
また、ソルトゲームの「夜釣り」はすっかり失念しておりました。
私は先月に有休消化も兼ねて帰郷し、3日間釣行してバスには出会えませんでした。
その際に父にベイトタックルをプレゼントしたところ、とても喜んでくれました。
しかし、運動神経に優れた父と現代のベイトリールをしても一朝一夕にキャスティングができるようになるわけではないようで、釣果が期待できるキャストができるようになるまではしばらくかかりそうです。
また、郷里のダム湖でエントリーできるエリアを廻ってあまりに魚の気配がないので、別件で私の釣行についてきた母へワンハンドキャストの練習のために買ったバスワンXT157ML-2を使ってキャスティングを教えました。母は楽しかったらしく、「私にバスを釣れるとは思えないが、キャスティングで遊ぶのは老後の余暇に良いと思うから、竿を譲って貰えまいか」と請われ、私も快諾してしまいました(笑)
この他、先々週末はエリアトラウトに再挑戦しましたが、大きなトラウトを2尾掛けたものの、いずれもあと少しというところでバラしてしまいました。
障害物に乏しいとはいえ、よく走るトラウトを4lbの細糸で釣り上げるのはなかなか難しいですね。
しかしながら、半年ぶりに魚が遊んでくれましたから、ある程度満足しています。
バイトはどちらも着水からスプーンを立ち上がらせてすぐのタイミングでしたが、私のルアー(スプーンとジョインテッドクロー70S)にチェイスが何度かあったことから、レンジコントロールの精度が安定してきたのかもしれないと思います。
さて、前置きが長くなりましたが、本題です。
今回の質問は、昨日近くの河川へ釣行したことから思いついたことに因みます。
昨日は冬季に竿を持たずひたすら川沿いを歩いたときに、バスアングラーが4人ほど竿を出していたスポットへ午後から赴き、一帯をラン&ガンしました。
往路は1/2ozのスピナーベイトとスイムジグ、復路はバイブレーションをアップクロスでキャストして、ボトムによく当たるようならば竿を立て気味にして巻きました。
夕マヅメは昨年の夏に良型のバスに遭遇した葦エリアへ入ってカバー撃ちをしましたが、釣果は得られませんでした。
廻ったフィールドは全体的にシャローエリアだったと思います。
(1) 昨日の釣行では岩の隙間にルアーを引っかけたのか、根掛かりで多くのルアーをロストし、お財布に大きなダメージを受けました。ここまで流れの効いたエリアで釣りをする経験に私が乏しかったことも大きいとは思うのですが、河川で根掛かりを避けるコツがあれば教えてください。
(2) 夕マヅメにテキサスリグでカバー撃ちをしていたときのこと。樹木のオーバーハングの奥へ低弾道で静かなキャストを決め、「我ながら良いプレゼンテーションができた」と満悦していたところ、突如手元に妙な衝撃を感じました。私は反射的に合わせてしまった結果、クローワームの片方の爪だけがもがれた状態でテキサスリグが帰ってきました。これに関連して、当たりに対して即合わせた方が良いルアー、少し待ってから合わせた方が良いルアーをざっくり教えてください。
(3) この記事のオススメルアーで紹介されているハイピッチャーは比較的小ぶりなスピナーベイトだと思います。まさぽんさんはシルエットやブレードが大きく派手なスピナーベイトを勧められていることが多い気がするのですが、逆にコンパクトなスピナーベイトの出し処として意識していることがあれば教えてください。
今回も宜しくお願いします。
ふくちょーさんこんばんは(^ ^)
そうですね。4ポンドの細い糸でドラグを出しながら、やりとりするのは最初はなかなか難しいですよね。
ただし、それが慣れてくると、バスを大きいサイズを掛けたときに、あまり焦らずランディングできるようになると思います。
それでは質問に回答していこうと思います。
(1)河川は本当によく根掛かりしますよね。私もよく根掛かりをして、お財布にダメージを受けてきました(笑)では、どうしたら良いのかというと、シャッドテールを使うしかないと思います。
スピナーベイトも根掛かりに強いですが、それでも何度か河川で無くしたことはあります。ですがシャッドテールであれば、針が上を向いているので、そうそう引っかかることはありません。
多くのルアーをロストされたということは、相当岩がゴロゴロしている場所だと思うので、そういった場所であれば針が上を向いている、シャッドテールのようなものを使うしか無いと思います。
ノーシンカーだとタイトに引けないのであれば、軽いシンカーをつけても良いと思います。それでもプラグでやりたいのであれば、スローに巻いて少しでも、引っかかったかなと思ったら、無理に巻かないように意識しましょう!
河川が岩がゴロゴロしていますから、やっぱりシャッドテールとか、ステルススイマーのような針が上を向いているルアーを使うしかないと思います。
(2)これは単純で、ハードルアーは即あわせ、ワームは一旦待ってから合わせるのが基本です。
ハードルアーの場合は送り込むというよりも向こうから勝手に乗ってきます。それに対して、ワームは『くんくん』と竿先に違和感を感じたら、そこで慌てずに『おーキタキタ』1・2の3で合わせるくらいでちょうどいいです。
とにかく焦らず慌てないことはポイントです。
少し待つことで、より深く食い込ませる訳ですね。それを即合わせしてしまうと、すぐさまワームを口から吐き出してしまうと思います。
なので、ハードルアー(ミノー、クランク、バイブレーション、スピナーベイト)は即合わせで、ノーシンカーやテキサスの場合はゆっくりと食い込ませてから合わせるようにしてみて下さいね。
あとハードルアーの例外なのですが、トップウォーターに関しては、少し待った方がいいですね。『よし食った』と口頭で言ってフッキングする感じでちょうどいいです。するとばっくり丸呑みしてくれることが多いです。
50upになると、喉の奥まで丸呑みしてきますからね(笑)
(3)この記事で小さめのスピナーベイトを推奨しているのは、シャローを狙うのに、重すぎるスピナーベイトは適していないからです。浅場はあまり重すぎないスピナーベイトで探ることが基本なので、3/8ozを推奨している訳です。
そこで、大きめで派手めのスピナーベイトとコンパクトなスピナーベイトの使い分けですが、
【大きめのスピナーベイト】
・でかいバスを釣りたい時
・2mよりも深い水深をスローロールして使いたい時(冬〜春に有効)
・濁っているフィールドや、そもそもバスがどこにいるのかさっぱりわからない場所・広いフィールドで釣りをする場合
こういった状況では、大きめのサイズのスピナーベイトを使うことが多いです。
【コンパクトなスピナーベイト】
・シャローを効率的に攻めたい時
・小バスをたくさん釣りたい時
・40以上のバスが居ない場所で釣りをする時
・小バスが浅場で浮いているような場所
こういった場所ではコンパクトなスピナーベイトがおすすめです。この記事では3/8ozのスピナーベイトを紹介させて頂いていますが、
私が中学生の頃はDゾーンの1/4ozで小バス釣りを楽しんでいましたよ!
1/4ozクラスのコンパクトなスピナーベイトは、ワームに数釣りに勝てるのでは無いかと思うくらい本当によく釣れます。今の時期は微妙ですが、6月以降であれば本当によく釣れます。もしもフィールドで小バスを見かけることが多ければ投げてみて下さいね。
それでは今回は以上になります。外出は厳しくなる状況ですが、体調に十分気をつけながら釣りを楽しんでいきましょう!