釣れない時こそ、ハンドメイドルアーの出番です。→ショップを見る
ルアーで釣れない…。諦める前に試したい5つのこと
ルアーフィッシングを始めてみたけど全然釣れない…。ルアーやめようかな。
ルアーフィッシングを始めたばかりの方の中には、そんなお悩みをお持ちの方も多いと思います。
私自身、ルアーフィッシングを始めた頃には全く釣れる気配がなく、「釣り業界とテレビや雑誌がグルになって騙しているのでは?」などと思ったりもしていました。ルアーフィッシングを始めて1年ほどは一度も魚を釣ることができず、「ルアーって本当に釣れるの?」という疑いは強くなっていく一方でした。
しかし、最初の1匹をルアーでヒットさせた時(残念ながらバラしましたが…)、そんな考えが吹き飛ぶくらい興奮したのを覚えています。
大丈夫です。ちゃんとルアーで魚は釣れます。
この記事では、ルアーで最初の1匹を釣るまでに試したい5つのことを紹介します。「ルアーで釣れる気がしない」という方のモチベーションアップになれば嬉しいです。
釣り場に狙う魚がいるか確かめる
最初に確かめておきたいのは、狙いたい魚がフィールドにいるかどうかを確かめるということです。何もいないところにルアーを投げても、当然ながら魚は釣れませんからね。
水面や水中の様子を観察してみましょう。水の上からも、魚がいることを示す兆候が見られる場合があります。波紋や跳ねる魚、泡や餌を追う小魚の動きなど。そんな兆候があれば、狙う魚が近くにいるかもしれません。
また、周りに釣り人がいるかどうかも1つの判断基準です。人がいるなら、話しかけてみると意外な情報が得られることもあります。
魚の生態や釣り場の状況など、情報を集めることが釣り上達の近道です。
管理釣り場に行く
確実に魚がいる場所で釣りをするというのも、最初の1匹への近道です。そのための1つの方法として、管理釣り場があります。
多くの管理釣り場はトラウトが中心なので、他の魚を狙いたい人はタックルを別に揃えなければなりませんが、釣り場によってはレンタルもしているので利用してみるのもありです。
魚を釣るための場所なので、前の章の「狙う魚がいるか確かめる」というプロセスは必要ありません。
管理釣り場は初心者だけのものではないので、ベテランアングラーも多くいます。そうした人たちの釣り方を見ることもスキルやモチベーションのアップにつながります。
通いやすい管理釣り場は、以下のサイトなどを参考に探してみると良いでしょう。
上級者と一緒に釣りに行く
ルアー釣りのうまい知り合いがいるのなら、一緒に連れて行ってもらうのも一つの方法です。
投げ方やルアーの動かし方を教えてもらえるのはもちろんですが、目の前で釣り上げる様子を見ればモチベーションも上がります。
また、上級者の釣り方をじっくり観察し、彼らがどのようにルアーをキャストしアクションさせているかを学びましょう。釣り場選びやタックルのセッティングも参考にして、自分の釣りをブラッシュアップすることにも役立てられます。
「そんな知り合いいないよ」という方は、YouTubeなどでルアー釣り動画を見るのも同じような効果を得られるのでおすすめです。
餌で釣ってみる
ルアー釣りが初めての釣りだという方は、一度餌釣りで魚を釣る感覚を味わってみるのも良いでしょう。
「ルアーを信じられるかどうか」はルアー釣りをする上でとても大切な要素ですが、釣ったことがない場合には信じられるわけがないですよね。
本物の餌を使えば、その点は解消できます。私もバスを釣ったことがない時に、ルアータックルにミミズを付けて最初の1匹を釣り上げたことがあります。「魚がいる。釣ることもできる」と信じることができたので、モチベーションを上げることができました。とはいえ、餌釣りには餌釣りの難しさがあるので舐めてはいけませんが…。
余談ですが、ルアー釣りに慣れてからも、餌釣りはフィールドの状況を把握するために役立ちます。「今魚がどんなものを食べているのか」をつかんでおくことは、「マッチザベイト(魚が食べている餌にルアーを合わせる)」の観点で重要になってくるからです。上級者になっても、ベイトを研究することを忘れないようにしましょう。
マッチザベイトについては以下の記事も参考にしてください。
ルアーを変えてみる
ミノーだけしか使わない、ソフトルアーだけしか使わないなど、偏ったルアーセレクトをしているということはないでしょうか? ルアーを変えるだけでも、魚の反応は変わるものです。
例えばシーバスであれば、バチ抜けのシーズンにはミノーには見向きもせず、ソフトルアーやシンキングペンシルにばかり反応するということもあります。なるべく消費カロリーを少なく抑えて捕食したいですからね。
その時に魚が何を食べているのかを観察し、ルアー選びに役立てましょう。
まとめ
色々書きましたが、大切なのは「色々な打ち手を持つ」ということです。
釣れていないということは、これまでのやり方が間違っていたからなのです。ルアーの種類や釣り場など、1つの方法にこだわらず、さまざまなことを試してみるようにしましょう。釣りは自然との対話という側面もあります。釣れない時間も楽しむということも重要です。
上級者向けの方法ではありますが、釣れない場合にはハンドメイドルアーを使うというのも打ち手の1つとして有効です。魚が他のルアーにスレている時にも、ハンドメイドルアーには反応する場面というものがあります。ルアー釣りに慣れて、いつかスランプが訪れた時に思い出してみてください。