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シーバスはデイゲームで釣れない魚ではない！昼に釣るために大切なこと
夜釣りで狙うイメージが強いシーバスですが、実はデイゲームでも釣ることはできます。夜に活発に動き回るシーバスの習性を考えると、ナイトゲームのほうが釣りやすいことはたしかです。しかし、条件が整えばデイゲームでもしっかり釣れます。
事情があって夕方から釣りに出かけることが難しいアングラーの皆様も、あきらめることはありません。デイゲームなら暗がりでタックルをセッティングする苦労もありませんし、シーバスに限定すれば狙うアングラーも少ないので、ナイトゲームでは入りにくい人気ポイントを独占できるかもしれません。
この記事ではデイゲームでシーバスを釣るために大切なことを、天候やポイント、ルアー選びのことも含めて解説しているので、ぜひ参考にしてください。
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シーバスが昼に釣れにくい理由
シーバスは完全に夜行性ではなく昼間もベイトを捕食します。
ただ、回遊して捕食するのは基本的に夜。昼間はストラクチャーにべったり寄り添い、目立たないように狩りのチャンスをうかがっていることが多いようです。スズキクラスの大型の個体になると、泳いでいるだけでもベイトに警戒されますから、この行動は理にかなっています。
デイゲームで釣るための天候・潮の条件
このようなシーバスの習性を考えると、デイゲームでの狙い方も見えてきます。
まず天候です。昼間、ストラクチャーに身を隠すということは、暗がりを好んでいるということです。お天道様がさんさんと照りつけている日よりは、空が暗い曇りや雨の日のほうがシーバスのデイゲームには適しています。
潮も同様で、澄み潮よりは少し濁りが入っている潮のほうがデイゲームには適しています。濁り潮だとシーバスもベイトも天敵に見つかりにくいため警戒心がゆるむことがその理由です。ただ、濁りすぎはあまり良くありません。
デイゲームで釣るためのポイント選び
シーバスを狙ううえで「暗がり」と「水や潮の動き」がキーワードになることは、デイゲームでもナイトゲームでも同じです。デイゲームでもこれらのキーワードを頭に入れてポイントを選びましょう。
橋脚やテトラなどのストラクチャー周り
橋脚やテトラなどのストラクチャー周辺は「暗がり」になる条件が整っているためシーバスが居つきやすいポイントです。係船の真下などもシェードができやすいので、攻める価値があります。
水深のある場所
水深のある場所は日光が届きにくいのでデイゲームで攻めたいポイントのひとつです。港湾部の岸壁やその周辺のみお筋（船道）などは、水深があるためシーバスがたまりやすいポイントです。
流れ込みなど水に動きのある場所
流れ込みなどの水に動きのある場所にもシーバスがたまる傾向があります。小さな河川の流れ込みだけではなく、排水口周辺も要チェックです。このようなエリアにはプランクトンが発生しやすく、これを求めてベイトが集まります。ベイトが集まればシーバスもそれを狙って集まるというわけです。
一見、これといった特徴のないエリアでも、水に動きがあれば可能性はあります。実際にキャストを繰り返していて、リーリング中に抵抗をことさら強く感じるようなエリアがあったら、このエリアに流れが生じている証しですから重点的に攻めてみる価値があります。
デイゲームでおすすめのシーバスルアー
デイゲームでシーバスをキャッチするためには、シーバスが好むエリアを効率良く狙い撃てるルアーが必要不可欠です。デイゲームにおすすめのルアーをタイプ別に紹介します。
ミノー／シャッド
ミノーやシャッドはシーバスフィッシングの定番ルアーです。当然、デイゲームでも威力を発揮しますが、フローティングタイプで表層から30cm程度、シンキングタイプで50～80cm程度と深いレンジを直接狙うことはできません。
フローティングタイプの特徴はシーバスにアピールするきびきびとした泳ぎ。一方、シンキングタイプの特徴は細かく震えるような泳ぎです。
最近は遠投性能が高いモデルも多く販売されていますが、飛距離の点ではバイブレーションやスピンテールジグにはかないません。
ミノーやシャッドは、河川のシャローエリアがらみのブレーク、水に流れがありベイトが集まっているエリア、テトラ際などで使いやすいルアーです。デイゲームでは、ゆっくりとしたただ巻きでは見切られてしまうことも多いので、ジャークやトゥイッチなどのアクションを入れることも重要です。
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ポチップシンキングペンシル
シンキングペンシルは、シンキングミノーとほぼ同じレンジを攻めるためのルアーです。ただ、ミノーやシャッドのようなリップが付いていないため飛距離が出ます。また、ミノー系よりもローアピールなアクションが持ち味のため、魚から警戒心を抱かれにくいというメリットもあります。
シンキングペンシルはフラフラとダートするようなアクションが得意です。もちろん、ただ巻きでも釣れますが、トゥイッチやジャークなどのロッドアクションを加えてあげると、さらなる釣果につなげられるでしょう。
当店で扱いのあるルアーの中では、C-moonシリーズが最適です。弱った魚を演出するリアルな見た目と泳ぎが、昼間の活性の低いシーバスの食欲を刺激します。
C-moonの使用感について詳しくは以下のレビュー記事をご覧ください。
バイブレーション
遠投ができて、1mよりも深いレンジを直接狙えるバイブレーションは、デイゲームのタックルボックスに欠かせないルアーです。高速リトリーブで表層付近の浅いレンジも狙えます。橋脚や水深のある岸壁の際をダイレクトに通すなら、ファーストチョイスのルアーです。
アムズデザイン(ima)
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ポチップスピンテールジグ
スピンテールジグもデイゲームには欠かせないルアーのひとつです。金属ボディのテール部分にキラキラ光るブレードが装着されたスピンテールジグを使えば、ボトム近くまで深く沈んだシーバスに直接コンタクトできます。ただ巻きでももちろん釣れますが、ロッドを構えるポジションによっては浮いてきてしまうことがあるので、レンジを意識しながらリーリングしましょう。リフト＆フォールなどのアクションをつけるのも効果的です。
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ポチップまとめ
シーバスは、条件さえそろえばデイゲームでも釣れない魚ではありません。ストラクチャーと水深、水の動きを意識して、これらが重複するようなポイントを見つけられれば、確実にシーバスに近づくことができるでしょう。
