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バス釣りではパターンが大切!季節ごとの特徴をその日に合わせよう
バス釣りを10年以上も経験していると、『バス釣りにはある一定のパターン』というものがあると感じます。
特に釣りが上手い人ほど、このパターンを掴む事が非常に上手いんですね。
ですから、釣り場でその日のパターンがわかってしまえば、立て続けに何本も釣れるようになりますね。それに対して、パターンが何もわからないまま釣りをしてみても、なかなか釣果は出にくいんですね。
今回の記事では
- パターンってそもそも何?
- その日のパターンを見つけ方は?
- パターンを見つける上でおすすめのルアー
この3つに絞って紹介していこうと思います。
安定的に釣れる人と釣れない人の違いは、『パターンを掴むのが上手いか下手か』という事です。
それでは早速始めていきましょう!
パターンってそもそも何?
バス釣りにおいてパターンとは大きく分けて2つあると思います。
- 季節ごとのパターン
- その日の釣れるパターン
ですね。
季節ごとのパターンといえば、例えば『秋のバイブレーション』とか『冬のメタルバイブ』というように、その季節でよく効く釣り方のことを言います。
その日の釣れるパターンに関しては、より具体的にそのフィールドでよく効くパターンを自分で見つける釣り方になりますね。
ざっくりとこの順番で釣り方を組み立てていけば大外れすることはありません。ただし、その日の釣れるパターンに関しては、行くフィールドごとに変わってきますから、この辺は少し難易度が上がってきます。
では次の章で、その日のよく釣れるパターンを見つける方法を紹介していこうと思います。
その日の釣れるパターンの見つけ方は?
さてこの章では、『その日の釣れるパターン』の見つけ方を解説していこうと思いますが大切なポイントは主に3つです。
- 水深
- 巻くスピード
- 動かし方
です。
この3つを意識する事が大切なのですが、これは上から順に大切になってきます。
つまり一番大切なのが、1番目の水深になります。 では、ここからは1つずつみていくことにしましょう。
1.水深
ブラックバスを釣る上で最も大切なことは『水深を合わせること』です。
水深で覚えておきたいのは、大きく分けて4つですね。
- トップウォーター(0~30センチ)
- シャロー(30センチ〜1.5m)
- ミドルウォーター(1.5m~3m)
- ディープ(3m~6m以上)
この4つの水深をまずしっかりと頭に入れましょう。そこで、目の前のフィールドのどのあたりの水深にバスが溜まっているかを考えます。
ここでシーズナルパターンに当てはめてみると
- 春(主にミドルウォーターからシャロー)
- 夏(朝と夕まずめはトップとシャローで真昼は水温が低いミドルウォーターからディープ)
- 秋(9月はトップからシャロー 10月11月にはミドルウォーターにだんだん落ちてくる)
- 冬(基本はディープ でかいバスに限ってシャローエリアにも上がってくる)
このようにざっくりとですが、季節ごとのブラックバスの水深を把握しておきましょう。これに当てはめてみて、反応が良いか悪いかと探っていきましょう!
まずは、シーズナルパターンからバスの居る水深を把握していくことが重要!
2.巻きスピード
その日のブラックバスの状態を探るのに、巻きスピードも意識する必要があります。
巻きのスピードは3つです。
- 早巻き
- ゆっくり
- 超ゆっくり
大体この3つを使い分けますね。
これも季節ごとで分けると
- 春(ゆっくり・超ゆっくり)
- 夏(朝と夕まずめは早巻きで日中はゆっくり、深場を狙う時は超ゆっくり)
- 秋(10月中旬くらいまでは早巻きの効果が高い、11月になるとゆっくり)
- 冬(シャローに上がっているバスは早蒔きでも釣れるが水温10度を切ると超ゆっくり巻く事が基本)
とこれも季節ごとに違います。
大体これに当てはめると、ほぼ問題ないかと思います。
1つのフィールドに絞って釣りをする場合は、早く巻いたりゆっくり巻いたりして、どのスピードが反応が良いかを探ってみましょう!
3.アクション
アクションも大切なポイントです。ルアーの動きによってブラックバスの反応が全く変わってきますからね。
主なアクションとしては
- トウィッチング(ロッドを小刻みに動かすルアーアクション)
- ジャーキング(ロッドを大きく動かすルアーアクション)
- リフトアンドフォール(ロッドを上下に動かすルアーアクション)
の3つですね。
季節としては正直オールシーズンで使えますね。
なので、あんまりこの季節だからこのアクションが効くというにはあまり無いかと思います。
ただ冬であれば、メタルバイブレーションのリフト&フォールや、ミノーのトウィッチングは効果的ではありますけどね。
その日の釣りのパターンを見つける上で特に大切なことはあくまでも、『ブラックバスの居る水深に合わせること』です。これが60%で『巻きのスピードは20%』で『アクションは15%』くらいの重要度です。
とにかく、『どの水深にバスが居るかを意識して釣りをすること』でその日のパターンを見つける事ができるようになるということを覚えておきましょう!
パターンを見つける上で、バスの水深を見つける事が最も重要!
パターンを見つける上でおすすめのルアーは?
その日のパターンを見つける上で最もおすすめのルアーは何でしょう?
先ほども紹介したように、その日の釣れるパターンはほとんど水深で決まります。つまり、どれだけ釣れるルアーを投げていたとしても、バスの水深にあっていなければ、釣る事が難しいということです。
では、バスの水深をどんなルアーで探れば良いのでしょう?
答えは『スピナーベイト』です。
スピナーベイトはブログの中でも何度も紹介している私の大好きなルアーですが、スピナーベイトの強みとしては
- 色んな使い方が出来る
- 根掛かりしにくい
- 巻くだけで釣れる
といったところで、要するにトップからボトムまで全ての水深を探る事が出来る万能ルアーなんですね。
そこで私のおすすめの釣り方としては、3/8oz・1/2oz・5/8oz・3/4ozのスピナーベイトで順にトップからディープまでチェックしていく釣り方がおすすめです。
例えば
- トップ〜シャロー(0~1.5m)は3/8oz
- ミドルウォーター(1.5m~3m)は1/2oz〜5/8oz
- ディープ(3m~6m以上)は3/4oz
というように同じカラーのスピナーベイトで少しずし、重量を重くしていきながら全ての水深をチェックしていきましょう!
この釣り方で
- どの辺の水深にバスが居るのか?
- どれくらいの巻きスピードが良いのか?
という2つの条件を探る事が出来ます。
このようにしてただ巻くだけではなく、『どの水深にバスが居るのか』を意識しながら釣りをする事が、その日のバス釣りにパターンを掴む上で最も大切なことになるので覚えておきましょう(^ ^)
少しずつ重量を重くしながら、全ての水深をスピナーベイトで探ってみよう!
まとめ
今回の記事では『バス釣りのパターンについて・またパターンの見つけ方』に関してまとめました。
重要なポイントを整理すると
- パターンを見つける上で最も大切なことは『水深を見つけること』
- パターンを見つける上で、全ての水深をカバーできるスピナーベイトは効果的
です。
結局のところ、全ての季節においてどこにバスが居るかを完璧に特定することは難しいです。
なので、スピナーベイトのような万能なルアーで、全ての水深をチェックしていくことで、その日のバスの水深やパターンが見えてくると思います。
水深1mくらいで反応があれば、違う1mラインを探れるルアーにチェンジすれば良いでしょう。このようにして、その日のパターンをより深く理解できるようになりますからね(^ ^)
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。
コメント
コメント一覧 (2件)
まさぽんさん、こんばんは!
先日もアドバイスありがとうございました。
戴いたアドバイスを元に6フィートULのトラウトロッドとC2000番リール、GT-Rピンクセレクションの4lb、シャロー/ディープクランクを購入しました。
ロッドはSULとどちらにするか悩んだのですが、エリアフィッシングはバス釣り上達のために利用したいと思っているので、ULロッドらしい「積極的に掛けに行く釣り」なる技術を会得できればバス釣りにもきっと活きるはずだと期待し、敢えて硬めを選びました。
初冬まではバス釣りに励むとして、真冬になったらバス用リールをメンテナンスに出すがてら、大きなマスもいる管釣りでリベンジしてみたいと思います。
さて、私もこの1年半くらいで、何故そうなったかを「パターン」として論理的に説明できないものの、「今この瞬間にこの場所ではこの釣りがハマっているな」と思う場面に出会したことが何度かありました。
中でも自分が稀少な体験をしたと思っているのが、昨年の残暑が残る秋の夕方に他の釣り人達の多くがライトリグ(恐らくスナッグレスネコリグやダウンショットリグだったと思います)で足下の冠水植物周りを攻めて結果を出せずにいる中、私一人だけが沖目にトップウォータープラグを投げていると、2,3メートルくらいの水深から小バス達が短時間に何度も急浮上してアタックしてきてくれたという経験です(その日は水質が特に良かったので、浮上の様子がよく見えたので、小バスながらなかなか迫力がありました)。
当時の私はフッキングが今よりも下手(今も上手くないですが(笑))で、小バス達も捕食があまり上手くないものですから釣果には繋がらなかったのですが、「トップウォータープラグがライトリグに勝つこともある」ということを小バス達が教えてくれた貴重な経験でした。
これを今回のまさぽんさんの記事的に考えれば、「その日はライトリグの水深(浅瀬の水底)に反応するバスは居なかったが、水面に反応するバスは(小バスばかりながら)たくさんいた」ということだと思います。
そこでふと気になったのですが、水面と水底以外を探るルアーでも「バスを食い上げさせやすいもの(つまり、バスの泳層より上や下を泳がせてもバスを引っ張ってくるパワーを持ったルアー)」と「バスと同じ泳層をシビアに通さなければ反応が得られないもの」というものはあるのでしょうか。
ルアーのジャンル毎にそうした傾向があれば、ルアーローテーションの指針にしたいと思うので、もしご存じでしたら教えてください。
宜しくお願いします。
ふくちょーさんこんばんは(^ ^)
ULでしたら、確かにバス釣りにも応用できるので良いですね!是非管理場の釣りも楽しんでみて下さい。
さて、質問の内容が管理釣り場にも関係するのですが、管理釣り場においてトラウトを食い上げさせやすいルアーはクランクベイトになります。それで、トラウトの水深にきっちり合わせて上げないと釣れないのがスプーンなんですね。
ではバスはどうなのかというと、バスの場合はクランクベイトでもなんでも結構食い上げてきます。
その理由としては、バスの口がした方が少ししゃくれているので、上に居る魚やエサを食い上げやすい作りになっていることと、バスの目が上向きなので、これまた上にいるものを食い上げやすい理由になりますね。
ですから、バスの場合はトップでガンガン食い上げてくるんですね。
なので、基本的にはあんまり無いと思います。
ただし、例えば、冬なんかの場合ですと底をきっちり丁寧に攻めないと食わないというのはあります。
上に食い上げてくるようなバスはかなり減りますね。
これはルアーの問題ではなく、バスの活性の問題なんですけどね(^_^;)冬以外であれば、スピナーベイトだろうが、クランクベイトだろうが、下から上にガバッと食い上げてくることが多いですね。