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【バス釣り】でボトムの攻め方のコツとは?おすすめルアーも紹介!
バス釣りでは浅場や中層や深場といった色んな水深での釣り方があるのですが、中学2年生の頃にめちゃくちゃハマっていた釣り方が、『ボトムズル引き』なんですね。
これは、単純にボトム(底)をラバージグやテキサスリグで、ズルズル引いてくるという至ってシンプルな釣りなんですが、これが非常によく釣れたんですよ!!
理由としては、『ボトムの魚はスレていない』ってことですね。(スレるとは、ルアーを見切って食わないこと)
みんなシャロー(浅場)ばっかり打つもんだから、浅場の魚はスレきっているんですよ。
そう考えた私は、シャローを打ちたいのを我慢して、底をズルズルと引く釣りで爆釣したことで、『底にもちゃんとバスが居るんだぁ』ということを実感したものです。ですから、皆さんもボトムの釣りを覚える事でよりバス釣りの楽しみが広がりますよ(^ ^)
そんなところで、今回の記事では、『ボトムの攻め方のコツ』について解説していこうと思います。
ボトムとは何か?
ボトムとは底という意味です。深場のディープと勘違いされることもありますが、ディープは深い場所の全体を指すのに対して、ボトムは、一番深い底の事を言います。
バス釣りにおけるボトムの特徴ってなに?
この章では『バス釣りにおけるボトムの特徴』について解説していきます。
1.バスがスレていないことが多い
ボトム付近のバスは基本的にあんまりスレていないことが多いですね。というのも、浅場のバスはどうしても釣り人のプレッシャーを感じやすいですが、ボトムに付いているバスは、釣り人やボートからの距離が遠いので案外釣りやすいことが多いんですね。
もちろん、釣り人の方からはバスの存在も目で確認出来ませんから、なんとなくボトムの方って釣りにくいイメージがありますよね?
ですが、バスはしっかりボトムの方にも居るんですね。
特に底の方で障害物が絡んでいるポイントは、バスの隠れスポットになることが非常に多いですよ。
あまり、釣り人にも狙われないような底に居るバスは、プレッシャーが少ないために釣りやすいということを覚えておきましょう!
2.真夏や真冬には水温が安定する
真夏や真冬はボトム付近は水温が安定しやすく、バスにとっては居心地の良い場所になります。
真夏であれば、強い日差しを浴びることによって、表水温からどんどん温まってきます。ですが底の方になると、意外と冷んやりとしているため、バスにとっては、心地よい場所になります。
また真冬であれば逆に、冷たい風を浴びることで、表水温が下がり、表層から冷えてくるので、バスは底の方でじーっとしていることが多くなります。
夏であっても冬であっても水温が安定しやすいのも、ボトムの特徴なんですね。
ボトムの攻め方のコツは?
この章では、『ボトムの攻め方のコツ』を解説していきますね。
1.ズル引き
ボトムの攻め方の1つめとしては、『ズル引き』です。これが、ボトムの攻め方の基本中の基本になります。要は、底まで沈めて底をズルズル引いてくるだけです。
ズル引きのメリットとしては
- 底に何が沈んでいるかがよく分かる
- 地形を把握しやすい
- 水深や水中の状況を把握しやすい
です。もしも、目に見える障害物が無いような場所があれば、是非ズル引きを試してみてください!
2.リフト&フォール
ボトムの攻め方の2つめは、『リフト&フォール』です。要は、底まで沈ませて竿先を少ししゃくることで、ルアーを縦にアクションさせたり、沈めたりすることです。
この釣り方もボトムに居るバスにスイッチを入れやすく、効果的に釣り方になります。
3.ボトム放置
ボトムの攻め方の3つめは、『ボトム放置』です。
これは、例えばノーシンカーのワームをカバー(水際の水面に覆いかぶさるように木々や草が生い茂っているようなところ)の中に落として、ワームが底に沈んだ後は、特別なアクションを加えずただただ待つだけですね。
カバーの中や周辺は、バスが身を潜める好条件のスポットなので、向こうからワームの存在に気付いて勝手に食ってきます。
10秒くらい放置して、少し竿先でアクションさせた後に、また10秒くらい放置するくらいが一番効果的な使い方になりますね。
ボトム攻略におすすめのルアーは?
この章では、『ボトム攻略におすすめのルアー』を紹介していきたいと思います!
ラバージグ
シャローの記事では、コンツアージグの3/8ozを紹介しましたが、ボトムを丁寧に探るとなると、1/2ozがちょうどいいと思います。
ボトムのズル引きは、スピナーベイトのようなルアーであれば、どうしても浮いてきてしまってボトムを引き続けることができないんですね。
その点ラバージグは、ボトムを丁寧に探ることが出来ますし、障害物にも強いので、ボトムを難なくせめていく事が出来ますよ。
ラバージグは間違いなくボトムの釣りの王道ルアーですね!
テキサスリグ
障害物の多いボトムをテキサスリグで攻めるには、すり抜けの良いセンコーが良いでしょう。
ただし、ボトムを引き続けるには、それなりも重量が必要で、シンカーも重めの7gはあった方が良いですね。
7gシンカーであれば、ボトムを丁寧に攻めづける事が出来ますが、3.5gシンカーであれば、すぐに浮いてきてしますので、ボトムの釣りには向いていないですね。
ボトムをしっかりと引き続けるには、少し重めのシンカーを使うようにしましょう!
まとめ
今回の記事では、『バス釣りでボトムの攻め方のコツ』について紹介をしました。
重要なポイントとしては
- ボトムはバスがスレていない事が多い
- ボトムは真夏や真冬には水温が安定しやすい
- ボトムの攻め方の基本中の基本は“ズル引き
ですね。
私がこの記事の中で一番大切だと感じる点は、『ボトムはバスがスレていないい事が多い』という点です。
中学の頃からファンである今江克隆プロがルアーマガジンのDVDのセミナーで『シャローは皆が打つからスレている、その分ディープやボトムの魚は釣りやすい』と言われていましたが、本当にそうだなぁと思います。
要するに、『みんなが撃たないところで、いかに釣れるポイントを見つけるか』がとても重要だという事ですね。
ボトム中心の釣りをしていると、ほかのアングラーが見つける事が出来なかった、穴場のポイントを見つける事が出来るようになりますから、是非実践してみてくださいね。
今回は以上になります。最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
コメント
コメント一覧 (2件)
まさぽんさん、こんにちは。
先日もアドバイスありがとうございました。
戴いたアドバイスを元にスピンテールジグのデラクー1/2ozを購入しまして、腹側のフックを背中側に付け替えることで根掛かりしにくくなるチューンを施し、父に贈ることにしました。
私も小学生の頃に釣りの師である叔父から「ソフトルアーの基本」として叩き込まれたのがボトムの釣りでした。最初は漫画『グランダー武蔵』の内容と比べると見栄えがしない釣りのように思われて乗り気がしなかったのですが、釣りにくい状況下でもシャローのオープンウォーターで粘り強くズル引きをしていると、時々小バスが遊んでくれていつの間にか楽しくなっていた記憶があります。
思えば、叔父に釣らせて貰ったバスは殆どがボトムの魚だったかもしれません。
さて、今回の質問はボトムの地質についてです。
私はボトムの地質とバスの生態に関する教科書的な知識として、
(1) ガレ場では岩に苔が生え、それらを食む小型の生物が集まるから、それらを捕食するバスにとっても餌場となり得る。
(2) バスは産卵場所に固い地質を好み、泥底を好まない。
ということは学んだ記憶があります。このため、テキサスリグでボトムのズル引きをするときも、手元に伝わる感覚から障害物や駆け上がりを探す他に、底質を想像する中でこの2点だけは意識するようにしていました(EX:岩場っぽいところを引いていると思ったら、シェイクを加えてみる。産卵が絡む時期はズル引いているところが泥底のように感じられたら早めに見切るなど)。
今挙げた岩や泥の他にも、砂地や粘土質、枯れ葉が布き詰まった底など様々な地質があるのではないかと思いますが、こうしたバスとボトムの地質に関する知識について総論的にご教授戴けると幸いです。
何とも曖昧模糊とした質問で申し訳ないのですが、宜しくお願いします。
ふくちょーさんこんばんは(^ ^) コメントありがとうございます。
今回は、バスの地質の関係に関する質問だと思いますが、基本的にはスポーニングの時期にバスと底の地質の関係が重要になってくると思います。
ではどんな底質の場所をスポーニングベッドにするのかというと、『砂地、砂利、岩』この3つが代表的です。では『ヘドロや泥底』は好まないのかというと、それはバスからすると卵が埋れてしまう危険性があるために、泥底やヘドロがあるような場所ではスポーニングベッドにはしにくいということだと言われています。
ただし、実際は『ヘドロや泥底』でもスポーニングベッドは作るそうで、『砂地、砂利、岩』といった好条件の場所ですでに卵が産んであった場合に仕方なく、『ヘドロや泥底』の場所でもベッドを作り産卵をするそうですね。
こうした観点から考えると、『岩場や何もない砂地の』方がバスが付きやすいということになると思います。逆に、泥や枯れ葉などはあまりスポーニング時期に限っては良いポイントにはなりにくいと思います。
私の経験上でも岩場はよく釣れます。なので、先ほど申し上げた『砂地、砂利、岩』の好条件ポイントを狙ってみると良いのではないでしょうか?
是非参考にしてみて下さいね。