黒色のルアーの効果とは?万能カラーを使いこなしバス釣りを楽しもう

バス釣りには色んなカラーのルアーがありますが、どんな状況でも万能に使えるカラーは何色だと思いますか?
答えは「黒」です。
黒はアピールカラーとしてもナチュラルカラーとしても使えますし、夜も昼もコンスタントにバスが釣れる色です。
私自身、「困ったらとりあえず黒系のルアーを投げる」ということを実践しており、いろいろな場面で助けられてきました。別の記事でピンク色のルアーについても解説しているのですが、「ピンクで探って黒で食わせる」といったコンビネーションも優秀だったりします。
今回の記事では、黒色ルアーの効果や使い方について解説していきます。

黒色のルアーの効果

この章では黒いカラーの特徴や効果について解説します。
様々な状況で効く
黒いカラーのルアーの最大の特徴は、「様々な状況で効果がある」という点にあります。
これは、「不自然さを与えない程度のアピール性」を持っているからだと思いますね。くっきりとしたシルエットを見せることで存在感は示せるのですが、自然界のどこにでもある色なので、魚に警戒心を与えません。
水が綺麗な場所でも、逆に濁りの強い水域でも、黒はよく目立ちます。夜などは、チャートやピンクよりも目立つカラーになります。
それにもかかわらず、バスに対して「不自然な感じ」は与えないんですよね。
チャートやピンクなどの自然界に存在しない色は、アピール力は申し分ないのですが、水が綺麗な場所だと魚に違和感を与えてしまいます。
目立たせたいけれど、魚の警戒心が強いという難しい状況で、黒は威力を発揮します。
夜の定番カラーも黒
夜の定番カラーも「黒」だと言われています。
黒だと夜の闇に紛れてしまいそうですが、実は逆なんですね。
夜、バスは基本的に上を見ています。夜といっても新月でもない限り、真っ暗にはなりませんよね。水の中から水面を見ているバスの目線になると、背景には月明かりがあり、自分よりも上に生き物がいればすぐに視認できるはずです。

そんな時、視界を黒いルアーが横切れば、くっきりとしたシルエットが際立って見えるというわけです。。
水中の深いところであれば黒は目立ちにくいですが、水面を見上げてエサを探しているバスにとってはアピールカラーになります。
さまざまな状況で活躍する、万能カラーの「黒」は、夜にも効果抜群なんですね。

黒いルアーはどんな状況で使うべき?
どんな状況でも有効な黒いルアーですが、例えば以下の状況下では特に活躍してくれるはずです。
- 早朝のまだ薄暗い時間帯
- 夕方〜夜にかけての時間帯
- 土砂降りでどちゃ濁りのフィールド
他のカラーに反応がない時でも、黒にだけはアタックしてくるバスもいます。
村田基さんの「黒で苦労しない」という格言もあるとおり、困った時には黒いルアーを使ってみましょう。
黒が効果的なのはどんなルアー?

黒い色が特に有効なのは、以下の3つのルアーです。
- トップウォーター
- クランクベイト
- スピナーベイト
トップウォーターは、特に夜釣りの時に効果的です。
クランクやスピナーベイトは濁った場所に強いルアーですから、黒を使うことによって、より濁りに強くなります。他にも辺りが暗い朝マズメや夕マズメの時間帯にも効果が高くなりますよ。
まとめ
今回は、「黒いルアー」がなぜ定番カラーといわれているのかについて解説しました。
ポイントをまとめると、
- 黒はさまざまな状況に有効な万能カラー
- 夜の定番カラーも黒
- 濁った場所でも黒が大活躍
です。
黒に近いカラーでグリーンパンプキンがありますが、やはり黒には敵わないかなと思っています。辺りが暗いときや、どちゃ濁りの状況では、やはり黒にしかできない仕事があると思います。
黒いルアーを使ったことがないという方は、ぜひお守りがわりに1つは持っておくようにしましょう。
今回は以上になります。最後まで読んでいただきましてありがとうございました。
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