釣れない時こそ、ハンドメイドルアーの出番です。→ショップを見る
ノーシンカーワームの特徴とは!最強のワームと爆釣のコツを徹底紹介
私が全くブラックバスを釣ることができなかった時代に、ノーシンカーでのワームの釣りを覚えて一気にバスが釣れるようになりました。
ノーシンカーとは、おもり(シンカー)をつけないタイプの仕掛けのことです。
初心者の頃は何も考えずに、100均のルアーを投げまくっていたわけですが、小学生6年生の頃に、ソフトボールのコーチにノーシンカーのワームの釣りを教わってそこから簡単にバスを釣ることができるようになりました。
大学生の頃は帰省した際によくバス釣りに行ってましたが、ノーシンカーワームを上手く使いこなすことで、40後半のバスを簡単に釣ることが出来ていました。
私の中では『ノーシンカーでのワームの釣りは最強』だと思っています。
今回は、ノーシンカーワームの特徴や、私がおすすめするノーシンカー最強ワームに加え、爆釣するコツまで一挙公開していこうと思います。
ノーシンカーワームの特徴とは!?
この章では、ノーシンカーのワームの特徴について解説していこうと思います。
1.デカバスに効く
個人的にノーシンカーのワームの釣りはデカバスに非常に効果が高いと思っています。その理由として、デカバスは普通のバスよりも食うスピードが3倍遅いことが挙げられます。
食うスピードが遅いということは、でかいバスはスローに動くものに弱いということが言えますよね?
私の経験上でも、でかいバスは、ノーシンカーワームを超ゆっくり沈ませているときに食ってくることが非常に多いですね。
バス釣りにはいろんなルアーやリグ(仕掛け)がありますが、ノーシンカーは、どの釣り方よりもスローに誘うことが出来るため、デカバスを釣る上で非常に効果が高いと言って良いでしょう!
2.数釣りにも最適
ノーシンカーでデカバスをたくさん釣れるようになったのは、私の場合は最近ですが、中学生の頃は数釣りをするのによくノーシンカーワームを使っていました。
岸沿いのカバー(木が覆いかぶさっているような場所)にスキッピング(水切りのようにルアーを送り込む)で奥までノーシンカーを落とします。
(このような木が覆いかぶさったようなポイントをオーバーハングと呼びます)
着水して、ゆっくりと底まで沈ませるのですが、ワームが沈んでいく最中に食ってくることが多いですね。
この釣り方で特に夏なんかは何匹でも釣ることが出来ます。
3.障害物の奥を攻めることが出来る
ノーシンカーワームの場合、普通のルアーでは入れることが出来ないようなポイントにも入れることが出来ます。
ブラックバスは、障害物の奥の奥に隠れていることが多いわけですから、これはとても大きな武器になります。
またノーシンカーワームは、スキッピングと言って水切りのようにして、ワームを水面でバウンドさせながら、障害物の奥の奥を攻めることが出来ます。
これが、他のルアーの場合ですと、スキッピングでなかなか障害物の奥まで入れることが難しくなります。
なので、スキッピングをまだやったことが無い方は、ノーシンカーワームでスキッピングを覚えてみましょう。するとより攻めるポイントが増えますし、もっともっとバスが釣れるようになりますよ!
4.タフコンディションでも釣れる
タフコンディションとは『魚が釣れない状況』のことですが、それでもノーシンカーワームだと釣れることが多いです。その理由としては、どのルアーよりもスローにアクションさせることが出来るからなんですね。
普通は、タフコンディションの時には活性が低くやる気が無いため、早い釣りにはなかなかバスは反応しません。
要はやる気が無いため、早く動くものに対し手の反応が鈍くなるわけです。
しかし、ノーシンカーワームの釣りであれば、非常にスローに誘うことが出来るため、タフコンディションであってもバスに口を使わせることが出来るんですね。
私もタフな状況やバスがスレている(ルアーを見切る)フィールドでたくさんバスを釣ってきましたが、やはり最終兵器はノーシンカーワームです。
経験上ノーシンカーワームは間違いなくタフコンディションでも十分に釣ることが出来ます!
5.警戒心の強いバスに効果的
ノーシンカーワームの特徴としては、『ゆっくりと沈む』ことです。
これが、警戒心の強いバスに非常に効果があります。はやく落ちるものに興味を示すこともありますが、食いが悪い時は、何かとスローに落ちる方が、警戒心が無く自然に口を使ってくれる印象ですね。
ですから、ノーシンカーワームは、バスの違和感なく口を使わせることが出来ます。
ノーシンカー最強ワームを紹介
この章では、私の考えるノーシンカー最強ワームを紹介します。
4インチヤマセンコー
私が今までで一番釣ってきたノーシンカーのワームがこれです。この4インチヤマセンコーのレッドフレークカラーには何度も助けられてきました。
私の中では、とにかく一番数を釣ってきた最強ノーシンカーワームです。経験上は濁った所に非常に強いですね。
濁った野池のカバーの奥にキャストして、あとはフォールさせるだけ。
これだけで、食ってきますから、とっても簡単ですよ(^ ^)
ドライブシャッド4.5インチ
本来は6インチがおすすめなのですが、初心者さんで『なんとしても1匹釣りたい』と思われる方には4.5が良いと思います。
これも使い方としては、『底までゆっくりフォールさせてスローに巻くこと』が重要です。
ただし、このタイプのワームはゆっくりとただ巻きをしても大丈夫です!バスが水面でうわずっているようなときは、割と早巻きをしても構いません。
スローに誘うのも良し、早巻きもするのも良いです(^ ^)
ただし、デカバス狙いであれば、早巻きよりもゆっくりとフォールしている最中に食ってくることが多いですね。
ノーシンカーワームで爆釣させるコツは?
1.とにかくスローに誘う
ルアーの使い分け方に関しては、
- 早い釣り
- 遅い釣り
大きく分けてこの2つです。
1つ目の早い釣りに関しては、ルアーを割と早めに巻いて活性の高いバスを効率的な釣り方です。
2つ目の遅い釣りに関しては、ルアーをゆっくりとスローに動かすことで、活性の低いバスを効率的な釣り方です。
ノーシンカーワームの釣りに関しては、完全に遅い釣りに向いていると言っていいでしょう。ノーシンカーの特徴としては、ワームの沈下速度が非常に遅いことが挙げられます。
要は沈むスピードがとってもゆっくりなんです。
そこで、このスローに落ちていく動きがブラックバスが大好物な動きなので、ワームがゆっくりと沈んでいく途中で『パクッと』食いつくことが非常に多いですね。
コツとしては、とにかくスローに動かすこと。
私なんかは、非常にせっかちになってしまって巻くスピードが早くなりがちです^^;
ですが、早巻きだとどうしてもノーシンカーワームの特徴である『遅い釣り』をすることが出来ませんから、ここは落ち着いてスローに巻くことを心がけていきましょう。
2.フォールさせた後にトウィッチで誘う
ノーシンカーワームで『スローに誘うことがコツ』という基本はお分かりいただけたと思いますが、ここでもう1つコツがあります。
それは、『底に着くまで待つこと』
これが、また『早く釣りたい早く釣りたい』と焦っているときはなかなか出来ないんですよね。でも、ここは我慢して底に着くまでしっかり待ってください!
そして、底まで着いたら、竿先をチョンチョンと動かします。また、3~5秒止めます。止めるのがコツです。
でまた、チョンチョンと誘う、これの繰り返しです。とにかく焦って早巻きしても、あんまり効果はないことを覚えておいて下さいね!
3.1つのポイントを丁寧に攻める
ノーシンカーワームはピンポイントを丁寧に釣ることができます。ですから、バスが付いていそうな障害物があるポイントを丁寧に攻めてみましょう。
ゆっくりとスローにピンポイントをじっくり攻めることが出来れば、高確率でバスはヒットします。
逆に早い釣りで、雑にポイントを攻めても、活性が高ければ食ってくるかもしれませんが、活性が低いとなかなか口を使ってくれません。
なんども言いますが、ノーシンカーの釣りのメリットはスローに誘うことが出来る点です。1回のキャスト(投げること)になるべく時間をかけて使うことを心がけましょう!
まとめ
今回は『ノーシンカーワーム』に関する内容をまとめてみましたがいかがでしたか?
ポイントをまとめますと
- ノーシンカーはデカバスに効果的
- 数もたくさん釣れる
- 障害物の奥まで攻めることが出来る
- 1つのポイントを丁寧に攻めることが出来る
ですね。
一番伝えたいこととしては、ノーシンカーを使う際はスローに巻くことです。
これは何度もお伝えさせていただきましたが、どうしてもせっかちになってしまって、巻きのスピードが速くなってしますとダメなんですね。
私が、ノーシンカーのワームでデカバスを釣るときも超スローに巻きます。それは、デカバスほど食うまでの時間が長いからです。
ここの基本を押さえて使ってみてくださいね。
今回は以上になります。最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
コメント
コメント一覧 (3件)
ブログ主様
こんばんは。お久しぶりです。
いつも参考になる記事をありがとうございます。
私のGWは結局ノーフィッシュで終わり、ボウズ記録を更新するだけになってしまいました。憧れのビッグママとの邂逅は来年に延期となりそうです。
しかし、ホームのリザーバーで初めて釣り友達ができまして、彼から実釣を通じて様々なことを教えて貰いました。その収穫は多かった気がします。
その中で最も大きな収穫が、この記事にもある「遅い釣り」の大切さでした。
快晴のお昼過ぎに友人とダム湖のコンクリート護岸を釣り歩いていたときのことです。
そこは私が初めてエントリーしたところで、友人曰く「ここ一帯は沈み物も殆ど無く、足下から水深2,3mが沖まで続く遠浅な地形」と説明されたので、「足下のコンクリート護岸という小さな地形変化でもバスが付くかもしれない」と踏んだ私はテキサスリグを用意し、村田さんのDVDを見て練習したフリッピング(まだまだモノになったとは言えない粗末なものですが)で手返し良く足下を探りました。しかし、ひとしきり見て反応がないので、「そうはいっても沖に多少の地形変化があるかも」と足下を見切ってタックルはそのままに沖へ遠投し、底をズル引きしていました。
一方、友人はダウンショットリグで時間をかけて丁寧に足下を探っていたところ、しばらくして友人が体長48cm、筋骨隆々で重量もたっぷりありそうなバスを釣り上げました。
両者とも同じスポットを探り、ワームを落とす間隔だけならば私の方が密だったのではないかとすら思うのですが、バスを掛けたのは友人だけ。勿論、リグ以外にも両者のタックルには様々な差異がありましたが、友人が強調していたのは、テキサスリグとダウンショットリグの「食わせの力」の差でした。
「テキサスリグはシンカーの重量を使って勢いよくワームを沈めるので手返しが良い反面、やる気のないバスをじっくり誘う力は無い。一方のダウンショットリグはシェイキングでじっくりバスを誘うことができる。」と。
私はフィールドの広さから、とにかく手早く広く探ることが大切だと思っていたのですが、釣具を入れた鞄の中を意識的に見返してみると、殆ど「早い釣り」一辺倒。
厳密には、ノーシンカーリグを結ぶ気になればいつでも用意はできたのですが、上記の考えからゆったりとしたフォールスピードを見るだけでイライラしてきてしまい、殆ど封印状態でした。
「ボウズ続きの半年の間に釣り溢していたバスはたくさんいたのかもしれないなぁ」と今思っても項垂れてしまいます。
今週末の私の地域は土日とも晴天の予定で、日中のバスはやる気も乏しいと思いますから、マヅメ時以外はノーシンカーやダウンショットでバスが少しでも好みそうなスポットを捜し、じっくり探ってみようと思います!
ふくちょーさんいつもブログを読んでいただきありがとうございます。コメントを読ませていただきましたが、本当にその通りだと思います。
特にやる気がなく、スレているバスをテキサスリグで狙うのは少し難しい気がしています。それよりも、ダウンショットやノーシンカーの方がバスに違和感なく食い込ませることができると思います。
テキサスリグの場合は、どちらかというと濁っているフィールドのカバー撃ちとかが良いと思いますね。濁っていれば、そこまでプレッシャーは高くなりにくいのですが、水が綺麗なクリアレイクで、スレているバスに口を使わせるには向いていないと思います。
確かに、私もせっかちなのでノーシンカーのフォールスピードにイライラすることも多かったのですが、圧倒的に数を釣ることができ、かつ厳しい状況でも確実に釣ることが出来る最強の釣りでもあると思います。
それでも、ノーシンカーが苦手であれば、ダウンショットでも全然良いと思います。
特にノーシンカーの釣りであれば、必ず底まで沈めることが大切です。少し竿先でチョンチョン誘ってそのあとに必ず止めること。
こういうポイントをじっくり釣り込む釣りを是非試してみてください。焦らずじっくり誘ってみてくださいね(^ ^)
[…] ノーシンカーワームの特徴とは!最強のワームと爆釣のコツを徹底紹介 […]