バス釣りはどんな天気が一番釣れる?私の経験から徹底解説します!

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バス釣りをする上で、「晴れ」「曇り」「風」などの気象条件によって、釣れたり釣れなかったりすることはよくあると思います。

バス釣りは自然を相手にしているので、常に天気などの気象条件に対して意識していかなければなりません。

私自身も10年以上バス釣りを経験してきましたが、総合的に見ると「雨上がりの曇り」が最もよく釣れると感じます。ただ、サイズの大きいバスは晴れの日に多く釣っています。

では、なぜその天気が良いのか?であったり、この天気のバスはどんな動きをしているのかなど、突っ込んで考えてみましょう。さらにバス釣りの面白さや深さがわかってくると思いますよ。

今回は、「バス釣りはどの天気が一番釣れるのか?」というテーマで徹底解説します。

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バスが一番釣れるのは雨上がり

冒頭でも書いた通り、一番釣れる天気は何か?と言われたら、私は「雨が止んだ直後の曇り」と答えます。

確かに晴れの日も釣れますし、曇りの日も釣れます。ですが、私の経験上一番バスの活性が上がりやすくて、釣れやすいと言われれば、「雨が降った直後」ですね。このタイミングに行けば高確率で釣れます。

理由としては

  • 釣り人が少ない
  • 雨の影響で活性が高い
  • 雨によりルアーや釣り人に対する警戒心が下がる

です。

1つずつ解説をしていきます。

釣り人が少ない

雨の日に釣りに行こうと思う人は少ないです。普段はプレッシャーの高いメジャーな釣り場であっても、雨の日なら釣り人が比較的少ないので狙い目です。

良いポイントが取れるのももちろんですが、攻められていないのでバスの警戒心も薄れていることが多いです。

雨が止んだらすぐにポイントに入るようにすれば、先行者がいることも少ないので、自然と釣れる確率も上がります。天気予報などで雨が止むことがわかっている場合には、釣り場の近くで待機しておくのがおすすめです。

警報級の雨が降っている際などは鉄砲水の危険もありますので注意してくださいね。

活性が高い

雨が降ることによって水が入れ替わり、水中の酸素量が上がることで、バスの活性が上がります。

バスだけでなく、ベイトフィッシュも活性が上がり水面近くを泳ぐので、雨上がりにはボイルも見られることが多いです。

雨が上がった直後のバスは、活性が高く水面を意識していることが多いので、特におすすめしたいのは、トップウォーター系のルアーです。

基本はどんなルアーでも釣れますが、こうした活性の高い条件下では、普段なかなかできない釣りに挑戦してみるのをおすすめします。

警戒心が下がる

曇りや雨の日は、水中が濁って薄暗いため、バスから釣り人や鳥などの天敵の存在が見えにくくなります。

ですので、バスの警戒心が下がり、ルアーに口を使ってくれやすくなります。水質がクリアな時には攻められないようなプレッシャーが高いポイントも、曇りや雨なら釣れる確率が上がります。

雨上がりのバス釣り攻略法については別の記事でより詳しく書いていますので、こちらもあわせて参考にしてみてください。

デカバスはどの天気が釣りやすいか?

私の10年以上の経験や色んな方の情報を集めてみても、サイズの大きなバスは晴れている場合に釣りやすいと思います。

基本的にブラックバスという魚は暖かい気候を好みます。ブラックバスの聖地フロリダやメキシコは年中暑く、平均気温20度くらいですからね。

ですから、暖かい気候の方がバスの活性も上がり釣りやすくなります。特にサイズの大きいバスは、太陽の光と高めの水温を好みます。魚類は変温動物なので、体温は水温に依存します。体が大きいほど体が温まるのに時間がかかるため、デカバスは高めの水温を好むのかなと考えています。

私の経験上でも、大きなバスは真夏の真昼に釣れることが多いです。

天気別の釣り方のポイントとは?

さて、雨が降った直後が最も釣りやすいという点を紹介しましたが、他の天気でももちろんバス釣りは可能です。天気によって釣り方も変わってきますので、どんな天気の時にも対応できるようポイントを押さえておきましょう。

晴れ

晴れの日は、基本的には水中が明るく、バスからすると辺りを見回しやすくなるので、雨や曇りに比べて魚が回遊していることが多くなります。天敵の姿も遠くから見つけやすいですからね。

特に寒い時期であれば、晴れは良い条件になります。魚が広範囲にいるので、ルアーを見つけてもらいやすくなるためです。

ただし暑い季節には、曇りや雨に比べて気温が高くなるので、積極的にエサを追わなくなるというデメリットはあります。

活性が高くない晴れの日の釣り方のポイントは、「遅い釣り」をすること。晴れていてもアタリがない場合には、バスがルアーに追いつけていないことがあります。そんな時には、いつもよりもゆっくり目を意識してルアーを動かしてみましょう。

晴れている日のデメリットは、釣り人やルアーの存在を、バスの方からはっきりと認識しやすくなる点です。ルアーについては気づいてもらえる分には良いのですが、近づいてきた時に違和感を感じて引き返してしまうことも多くなります。晴れている場合、ナチュラル系のルアーを使うのが良いでしょう。

また、晴れている日は薄暗い明け方や夕方などのマズメ時を狙うのも有効です。この時間帯は夏場であれば活性も高いので特に狙い目です。

曇り

曇りの日は、基本的にバスが浮き気味であると思って良いでしょう。

晴れの比べて気圧が低いことが多い曇りの日には、魚の水深が浅めになることが多いです。魚の浮き袋は急激な気圧調節ができず、気圧が低い時には浮き袋が膨らんで自然と泳ぐ水深が浅くなるといわれているためです。

曇りの日には、広範囲を早く探る釣りが良いでしょう。

気圧が低い時は魚にかかる物理的なプレッシャーも低くなり、活発に泳ぎ回るからです。魚が色んな場所に散っていることが多いので、一カ所で粘るよりも広範囲を攻めるイメージを持っておくと良いと思います。

雨の日も気圧が低いですから、バスは浮いていることが多いので、釣りの条件としては良いですね!ただし、どしゃ降りの大雨では、さすがにバスもストラクチャーに身を隠すことが多くなります。

ここで覚えておきたいのは、雨の降り始めと止んだ直後は爆釣のチャンスであるということ。

こうしたタイミングでは、バズベイトのようなルアーで水面を探っていると反応が良くなります。

雨の降り始めや止んだ後のような、少しの変化で急に活性が上がることもあるということを覚えておきましょう。

まとめ

今回は、「バス釣りと天気」をテーマに紹介してきました。

重要なポイントとしては、

  • 雨上がりの曇りは魚の活性が上がり良く釣れる
  • 晴れの日はマズメ時が狙い目
  • デカバスは晴れの日が釣りやすい

です。

今回の記事の一番重要なポイントとしては、基本的には「天気があまり良くない日の方が釣りやすい」ということです。気圧の関係上、雨や曇りの方がバスの活性が高くなりやすく、エサを食うモードに入りやすいのは間違いないでしょう。

ですが、デカバスだけは例外で、どちらかというと晴れの日の方が釣りやすい傾向にあります。

このことを意識して釣りをしてみてください。

今回は以上になります。最後まで読んでいただきましてありがとうございました。

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バス釣り歴約15年以上のJIMです。これまでの経験をもとに、初心者さん向けにバス釣りの魅力を発信しています!
・これまでに釣ったバスの最高サイズ:56センチ
・好きなルアー:スピナーベイト スイムベイト
・好きなメーカー:シマノ
・愛用タックル:ワールドシャウラ、スコーピオン
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コメント

コメント一覧 (4件)

  • ブログ主様

    こんばんは。毎回記事を楽しく拝見させていただいています。
     今回は少し前の記事ですが、先の土曜日に記事の内容が本当にその通りだったなと思える体験をしましたので、コメントさせて戴きました。例によって長くなってしまいましたが、お付き合い下さい。

     その日は先週末の大雨の反動からか、バックウォーターの足場の良いエリアは、私がバス釣りを真剣にやってみようと思って以来、ここまで人が居るのは初めてだというほどに大変混雑していました。
    私はプレッシャーを嫌って夜明け前からそこより下流で釣りをしていましたが、午前中を終えた時点では、早朝トップウォーターをゆっくり動かしていたときにミスバイトが1回あったのみ。お昼御飯を食べ終えると強めの雨が降ってきたので、私は安物の雨合羽に袖を通しながら、「これはもしや」と思って上流に行くと、釣り人の数はまばらになっていました。
    とはいえ、見えバス達は朝から散々ルアーを見せられてすっかり精神的に参った様子で、私が何のルアーを投げても一瞥して逃げ出す始末。雨の中残った熱心なアングラーの殆ども水温、光量、雨、水の流れなどの好条件とは裏腹に、ライトリグで辛抱強く釣りをされている様子でした。

     そんな中、一瞬雨が降り止んだタイミングで私は朝から散々他のアングラーに撃たれているだろう対岸の地形の変化を狙い、対岸の水際に焦茶色のクローワームの7gテキサスを落としました。そこから静かに着水させてボトムをズル引きしたところ、31cmのバスを釣り上げることができました。竿先を僅かに小突かれているような違和感を覚えてから全身全霊でフッキングするまで8,9秒くらいの時間があったので、バスの側もそれなりにやる気のあるバイトだったと思います。
     私はその一尾に満足して帰路についたところ、車のワイパーが追いつかず、運転が怖くなるほどの豪雨に見舞われました。

     今年に入ってから釣ったバスは全て朝に一番乗りをして釣った魚ばかりだったので、今回かつてないプレッシャーが掛かっていた状況で、朝夕マヅメでもない午後2時頃にやる気のあるバスが釣れたというのは不思議な体験に思われました。

    その理由を振り返って推測すると、
    (1) 釣れたバスは地形の変化に付いたばかりのフレッシュな魚だった
    (2) 工夫をして静かに着水させたことでバスが警戒しなかった
    (3) 他の人達があまり探っている様子がないボトムにルアーを通したのが良かった
    (4) クローワームの爪が、雨によって動き出した蛙の後ろ脚に見え、バスから自然に受容された
    (5) 釣り人が減ったことで少し場が休まされた
    (6) ローライトで適水温(朝8時に22度)だったので、バスにとって過ごしやすかった
    等を思いついたのですが、これだけではどうもしっくり来ません。
     思うに、雨の降り止んだ直後であったことと、その後に豪雨となったことのどちらか、あるいはその両方がバスを俄に活性化させたことが要因として大きかったのではないか、と推測しています。

    真剣にバス釣りを始めた当初、親交のあるお爺さんから「釣りを通じて天の時を見極める眼を養いなさい。それは必ずや趣味の枠を超えて人生の糧になるはずだ。」と言われたことがあったのですが、あれがお爺さんの言う「天の時」あるいは「時合い」と呼ばれるものだった気がします。釣りって奥深いですね。

    • ふくちょーさんいつもブログを読んでいただきましてありがとうございます。ハイプレッシャーの31センチのバスおめでとうございます(^ ^)

      私の経験上だと、雨が止んだ後の直後に一気に活性が上がって食い始めるという現象が良くあります。

      私の考えだと

      (1) 雨によって水中の水の入れ替わりと酸素の量が増えることによって、バスの活性が上がる
      (2) 大雨のような豪雨の直前に活性が上がる

      大きくはこの2つが理由ではないかと思います。

      バスに限らず釣りにおいて『天気の変化』はものすごく重要です。雨が降り始める、止む。この急な変化で一気にバスが動き始めることが良くあります。

      ただし、豪雨のように強烈に変化してしまうのも良くありません。ですから、適度な量の雨の降り始めや、止んだ直後は釣れることが非常に多いということです。

      また、雨の降る前ってなんとなく頭が重いというか、人によっては頭痛でしんどくなる人も多いですよね。

      ですが、降り終わると、なんとなく気が楽になると言いますか、人間にとっても過ごしやすくなる時ってあると思います。

      そういうタイミングでは、なぜかよく釣れますね。

      人間も雨が止んだ後に、外に出たり、動きたくなると思いますが、どうやらバスも同じようです。
      止んだ後に、回遊し始めたり、エサを探したりします。

      私の場合は、人間と同じように関連付けています。

      大雨・暴風 → あまり動かない
      小雨・止んだ後 → 動き始める

      こう考えています。

      また

      気圧が高い→ あまり動きたくない
      気圧が低い→ 動きやすい

      これも人間と同じだと思います。

      ざっくりですが、このように考えています。ちなみに、人間も満月に産まれやすいですが、これは魚も同じです。

      人間は昔々、魚だったと提唱する学者の方もいます。進化の過程で陸に上がったという説は、人間と魚との関連性を感じますよね。

      これが私なりの回答となります。参考にしてみてくださいね(^ ^)

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