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バス釣り最強クランクベイト「ピーナッツ」を解説【これさえあればOK】
バス釣りの定番ルアーであるクランクベイトは、投げて巻くだけで効率的に幅広くポイント探れるため、パイロットルアーとして大活躍してくれます。
食わせのルアーとしても能力は高く、初心者の頃からクランクベイトでたくさん釣り上げてきています。クランクベイトでたくさんのバスをキャッチしてきたおかげで、「ルアーでも釣れる」という実感を持てるようになったきっかけのルアーでもあります。
中でも私が個人的に「最強」だと思っているのが、ダイワの「ピーナッツ」シリーズです。投げて巻くだけで、バスを引き寄せて口を使わせることができるので、初心者の方でもコンスタントにバスをキャッチできるはずです。
この記事では、ピーナッツシリーズの魅力と、クランクベイトを使う上で押さえておきたい基本や最適なタックルについて紹介します。
初心者にもおすすめピーナッツシリーズ
初心者でも投げて巻くだけで簡単に釣れる最強のクランクベイト「ピーナッツ」シリーズには、いくつかのモデルがあります。それぞれどのような特徴があるのか紹介します。
どれも「飛距離」「集魚能力」「価格」において最強のクランクベイトといえます。
デカピーナッツSSR
超浅場を狙うには、デカピーナッツSSRを使うのが良いでしょう。水深50センチくらいまでのポイントが主戦場です。
私がクランクベイトの苦手意識を払拭できたのも、このスーバーシャロークランクです。
あまり潜らないのですが、浅いレンジにいるバスへのアピール力がずば抜けて高いのが魅力です。
バスがボイルしている場合や、気圧が低くバスが浮いているような時には大活躍してくれます。
デカピーナッツSR
デカピーナッツSRは、水深1mくらいまで潜るタイプのクランクベイトです。
それほど深くないエリアの障害物周りを狙うのが一番効果的です。
特に、バスが浅場によく上がってくる3月〜6月や、巻物でもよく釣れる9月〜10月くらいの時期に使うのがおすすめです。
使い方としては、障害物周りにきっちり落として巻いてくるだけです。正確にキャストする点は意識しましょう。
巻く始めに「ゴンッ」と食い上げてくることが非常に多いので、気を抜かないようにしてください。
あまり水深がないポイントや、バスが浅いレンジにいる場合には、デカピーナッツSRを巻き倒すことをおすすめします。
デカピーナッツDR
デカピーナッツDRは、SRよりも深く1.5mくらいまで潜るタイプのクランクベイトです。
日中などバスが深場に潜っている時には、DRを使うのが良いでしょう。
ピーナッツはモデルによって泳ぐレンジを変えられるので、SRの方で反応がなかったら、DRでもう少し深い層を探ってみるという使い方も可能です。
反応の良いレンジを重点的に攻めていくのが、効率的にバスをキャッチするのに効果的です。
おすすめカラー
最初に買うクランクベイトとして一番おすすめしたいカラーは「黒」(デカピーナッツでいうと「マットブラック」)です。
黒は、クランクベイトに限らず万能カラーです。濁っていてもクリアな場所でもオールラウンドに使えるので、最初の1つとしては最適な色です。
黒以外では、よく行くフィールドの水質に合わせて選ぶのがおすすめです。濁った場所であれば、赤(リバースクロー)とチャート(アクアチャートやマットタイガー)、水質がクリアな場所では、水に馴染む白系のカラー(クリアーピンク)が良いでしょう。
他にも、フィールドに多いベイトフィッシュ(エサ)に一番に似ているカラーを選ぶのもコツです。例えばブルーギルが多ければギル系のカラーを選ぶという感じですね。
クランクベイトの基本的な使い方
クランクベイトの使い方は簡単で、「投げて巻くだけ」です。
使い方よりも、むしろキャストの正確性の方が大切で、バスがいそうなポイントに正確にルアーを投げることが釣果の決め手になります。着水させた後は、ロッドでルアーが動く振動を感じながら巻くだけでOKです。
フローティングタイプが基本のクランクベイトは、着水した後に水面に浮くため、自分の巻きたいタイミングで巻くことができます。着水した時の波紋がおさまるまで待ってから巻き始めれば、バスの警戒心を刺激せずにアプローチすることも可能です。
クランクベイトはアピール力が高いので、バスが多少深場にいたとしても、下から食い上げさせることもできます。あまりバスのレンジ(水深)を意識しなくても、巻いていれば向こうから見つけてアタックしてきてくれるのです。
リトリーブのスピードやアクションなど難しいことは一切考えずに、一定のスピードで巻いてみてください。
使い方の基本は、投げて巻くだけ。バスがいそうなポイントを狙ってどんどん投げて巻いていこう。
SSR/SR/DRの使い分け方
ピーナッツのモデルごとの使い分け方は、表層から探って徐々にレンジを深くしていくのが基本です。
シャローを得意とするSSRで攻めて反応がなければ、もう少し潜るタイプのSRにチェンジします。さらに深いレンジはDRで探ってみましょう。
クランクベイトの釣りは、このようにルアーチェンジによって狙うレンジを変えていきます。ですので、クランクベイトは狙えるレンジを分けて複数のタイプを持っておくのが良いでしょう。
クランクベイトを扱うのに最適なロッド&リール
クランクベイトは扱いが簡単なルアーなので、それほどタックルにはこだわる必要はありませんが、あえて最適なものを選ぶとしたらという観点で紹介します。
ロッド
クランクベイトを扱うのに向いているロッドは、長さ6フィート程度で、ミディアムライト〜ミディアムクラスの硬さのものが良いでしょう。長すぎず、固すぎないロッドが一番良いということですね。
クランクベイトは難しいテクニックがいらないルアーなので、それほどこだわらなくても大丈夫です。すでに持っているロッドを使えばOKです。
リール
リールについては、少しこだわってみても良いかもしれません。クランクベイトには、ハイギアリールを使うのがおすすめです。
クランクベイトは、いわゆる「巻物」といって、リーリングによってアクションさせるルアーです。ハイギアのリールは一定の速度で巻くのに向いているので、巻物系の釣りをするときにおすすめです。
これに、12~16ポンドのナイロンラインを100メートル巻いておけばOKです。
まとめ
今回は、私が最強だと考えているクランクベイト「ピーナッツ」の魅力と、クランクベイトの基本的な使い方について紹介しました。
投げて巻くだけという使い方で簡単にバスが釣れるクランクベイトは、まだバスを釣ったことがないという初心者の方にもおすすめのルアーです。
水質によってカラーを変えたり、狙うレンジによって、SSR(超浅場) SR(浅場) DR (中層〜深場)とローテーションしバスの居場所を探ってみましょう。
覚えておいてほしいのは、ブラックバスは基本的に下から上に食い上げることが多いので、泳ぐレンジが浅いものから使っていくということです。これを意識していれば、早い段階でブラックバスを見つけることができるはずですよ。
今回は以上になります。最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
コメント
コメント一覧 (3件)
ブログ主様
こんにちは。いつも勉強させて戴いています。
私はまだトップウォーター以外のハードルアーでバスを釣ることができた経験が無く、今回質問をするに当たって実経験は無いのですが、予めご了承下さい。
私はこれまでの伝聞から、クランクベイトはハードルアーの中でも特に水が濁っているときに有効なルアーだというイメージを持っていました。
このため、クランクベイトの浮力を活かす必要があるほどの障害物周りを探る場合(カバークランキングというのでしょうか)は例外として、クリアウォーターならば浅いレンジではミノー、深いレンジではシャッド系ルアーを使った方が有効だと考えてこれまで釣りをしてきました(結局それで釣った試しが無いので、間違っているのかもしれませんが……)。一方、クリアウォーターにも強いフラットサイドクランクなる種類もあると聞き、必ずしも上記の限りではないのかもしれないとも思っています。
ということで、
(1) クランクベイトはクリアウォーターでも有効なルアーなのでしょうか。
(2) クランクベイト、ミノー、シャッド系ルアーの使い分けはどのように考えたら良いでしょうか。
の2点について教えて下さい。宜しくお願いします。
ふくちょーさんこんにちは。
今回も質問に答えさせていただきますね(^ ^)
(1)そうですね。クリアウォーターでもちろん有効ですが、かなり色を水に馴染む色にする必要があると思います。有効ではありますが、進んで使うことはあまりなく、濁っている場所で広範囲に探りたい時に出番が多いですね。
(2)クランクベイトは,濁っている場所で凄く効果が高いです。理由としては、水中で水流波を出し続けることが出来るからなんですね。これはバイブレーションもそうですが、水の中で、水流波を出し続けることが出来るため、濁っていたとしてもバスがルアーを見つけやすくなるんです。
ですから、使う状況としては、濁っている場所で広範囲に巻いて釣りたい特に、クランクベイトは非常に効果的です。
『バスはどこに居るのかさっぱりわからない』というような状況で効果を発揮します。
また、濁っている場所では、『巻き続けるもの』と『大きく動いて水流波を出し続けるもの』が向いています。この条件にそろっているのは、クランク、バイブレーション、スピナーベイトになりますね。
それに対して、ミノーやシャッドは『巻き続けずに、止めて使う』ので、ルアーが見えにくい、濁った場所でバスを遠くから広範囲に寄せてくるような釣りには向いていないですね。
ですから、水質としては、どちらかというとクリアウォーターに向いていますね。状況としては、バスがルアーの存在をしっかり見つけることが出来るような水質。
場所としては、ダムのバックウォーターのような流れのある場所であれば、はミノー系やシャッド系が特に有効です。そういうポイントであれば、ベイトフィッシュも豊富ですから、ミノーが完璧にマッチザベイトです。『ここに居そうだな』と思うポイントで止めて食うタイミングを与えてあげることがコツです。
時期的には、オールシーズン釣れますが、基本はフィーデングタイム(エサを追っている時間帯)でよく釣れますね。
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