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バス釣りの攻略法を伝えます!どうしても釣れない時の大切な考えとは

バス釣りはやっていると、『どうしても釣れないなぁ』と思うことってありますよね?
私も場合も、10年以上バス釣りをやっていますが、未だにどうしても釣れない状況はありますね。
こんな時に重要なことは『基本に立ち返ること』です。釣りが上手い人は、必ず釣りの軸となるものを持っています。
基本的な考え方に立ち返ることで、どうしても釣れない状況を攻略することが出来るようになります。
今回は、どうしても釣れない時の『バス釣り攻略法』について紹介していこうと思います。
どうしても釣れない時のバス釣り攻略法とは?

この章では、どうしても釣れない時の“攻略法”を順を追って解説していこうと思います。
ポイントを絞り込む
バス釣りを攻略する上で最も重要なことは『釣れるポイントを絞り込めるか』だと思います。
どんなにキャスティングが上手かろうが、ルアーを何個もっていようが、釣れるポイントがどこかを知らなければ釣れるわけがありません。
私の場合も、友人からの情報であったり、釣り場で会ったアングラーの方からの情報によって釣れる場所がわかるようになりました。
なので、今自分が通っているフィールドにそもそもバスがいるのかであったり、いるとしたらどれくらいのバスがどこで釣れているのかなど、もし釣り場で人にあったら挨拶をして聞いてみましょう。
結局のところ『よく釣れている場所』で釣りをしないことには、何も始まりませんから、実績のあるフィールドがどこなのかを事前に調べたり、現場で話をかけてみることが、バス釣り攻略には欠かせないですね。
シーズナルパターンに当てはめる
釣れる実績のあるフィールドでポイントもある程度絞り込むことが出来たら、次にやることとしては、『シーズナルパターンに当てはめて釣りをすること』です。シーズナルパターンとは、季節ごとのバスの行動パターンのことです。
日本は春夏秋冬ありますが、それぞれで釣り方が異なってきます。
簡単に解説をしますと
- 春は、スポーニングで浅場にバスが上がってくる時期
- 夏は、暑さで水温の低い場所にバスが溜まる時期
- 秋は、水温的に動きやすいので、広範囲にバスが散る時期
- 冬は、水温が低いので、水温が安定しやすい深場にバスが溜まる時期
です。
ざっくりとですが、この考え方に当てはめて釣りをすることが、とっても重要です。
ですから、季節ごとの釣り方をフィールドに当てはめることがバス釣り攻略に欠かせないポイントになります。




釣り方をフィールドに合わせる
その次にやることとしては、釣り方をフィールドに合わせることですね。例えば、水草が多いフィールドであれば根掛かりに強い、スピナーベイトやシャッドテールのノーシンカーが良いでしょう。


水がクリアなフィールドであれば、水に馴染むようなカラーのルアーが良いと思います。このように、その場その場にあったルアーチョイスをしていくことが重要になってきます。
ここで重要なことは『自分がその場所に立って感じる感覚』です。
この場所は、このルアーが良いんじゃないか?とかこのカラーのルアーをこんな風に使えば良いんじゃないかと自分で考えることがすごく大切です。
早い釣りと遅い釣りを使い分ける
バス釣りには、大きく分けて早い釣りと遅い釣りの2つがあります。この2つをその場その場でどちらが効果的かを使い分けて行くことが大切です。
例えば、スピナーベイトを早く巻いていて反応があったとしたら、早巻きで釣りをするのは正解です。違うルアーでも早巻きを試してみれば良いでしょう。
ですが、早巻きをしても全く反応が無い場合であれば、巻きのスピードを遅くしてみましょう。そうすると、反応があったりします。
遅く巻いて反応があったのであれば、その日は遅い釣りが良いということです。こうやって、その日のパターンを絞り込んでいくことが、バス釣り攻略に欠かせないポイントになります。
ナチュラルとアピールを使い分ける
ナチュラルとは、エサに似ているサイズのルアーやカラーのことを言います。
アピールとは、エサには似ても似つかないタイプのルアーやカラーの事を言います。
例えば、

これは、ルアーのサイズやカラーはエサっぽく地味ですからナチュラルですね。
では、

こういった形のものは自然界にはありませんから、これはアピールですね。
もちろん、スピナーベイトの中でも、ナチュラルなカラーもありますから、アピール系のルアーのナチュラルになる訳ですが、このナチュラルとアピールという考え方を常に持つようにしましょう。
例えば、スピナーベイトの派手なカラーの早巻きで反応がなかったけど、ナチュラル系のカラーにしたら反応良くなることも多いです。
そのほかにも、3インチのワームでは反応がなかったけど、6インチにすると反応が良くなったりします。
これは、アピールの方がバスにとって良いという証拠になりますよね?
こういった感じで、ナチュラルな釣りとアピールの釣りを使い分けることが、バス釣り攻略には重要になってきます。
でかバス攻略法とは?
この章では、でかバスにフォーカスして攻略法を紹介していきます。
ルアーのサイズを上げてみる
これは以前の記事でも紹介させていただいたのですが、でかバスを攻略する上で重要なことは、普段使っているサイズのルアーやワームのサイズよりも大きめのものを使うということです。
これをやるだけで、でかバスの攻略になりますし、数を釣る上でもルアーのサイズを上げることは有効になってきます。
なので、でかバスを狙うのであれば、大きめのルアーやワームを使うようにしてみて下さいね。


エサに似ている色を使う
エサに似ている色のルアーは特にでかバスには効果が高いです。これは私の経験でもあり、でかバスハンターの方が口を揃えて言う事でもあります。
ですから、なるべくその場でバスがどんなエサを食べているのかを意識してみて下さい。
例えば、私がたまに行くダムの上流であれば、メインのエサはアユです。その場合は、アユカラーのスイムベイトやミノーを使ってみるといった感じですね。
エサと同じ形状や色のルアーをセレクトすることを“マッチザベイト”と言う言い方をしますが、この考え方は非常に効果的です。
それでもし反応が悪ければ、エサとは真逆のカラーを選ぶようにしてみて下さい。
特にピンクなどは使う人が少ないのでおすすめです。バス用だとピンク系は少ないので、ソルト用で探してみるのもありです。


まとめ
今回はバス釣り攻略に関する基本的な考え方を紹介しました。
重要なポイントとしては
- ポイントを絞り込むこと
- シーズナルパターンに当てはまること
- フィールドに合った釣りをすること
ですね。
特に重要だと思うのが、ポイントを絞り込むことと、フィールドに合った釣りをすることです。
大前提として、どこが釣れるのかという事前情報が無ければ、釣ることは非常に難しいです。そこが釣れるかという事前情報さえあれば、あとはそこで色んな釣りをしてみれば良いだけの話です。
釣りをする以前にどこがポイントなのかを知る努力をしてみましょう。またフィールドに合った釣りもとても重要です。
結局シーズナルパターンで釣りを絞り込んだとしても、パターンは瞬間瞬間で変わってきますから、その状況に合った釣りは何かを常に考えながら釣りをしてみてください。
今回は以上になります。最後まで読んでいただきましてありがとうございました。





コメント
コメント一覧 (3件)
ブログ主様
こんばんは。
この度は、ほぼ私のためのような記事をありがとうございました。
今回の記事と過去の記事を参考にしたことで、本日半年ぶりにバスを釣り上げることができました。
話が長くなってしまうのですが、とても嬉しかったので経過をお話させて下さい。
まず、そもそもバスが釣れるのかという点について考えました。
私の通い詰めるダム湖はオオクチバスの実績が県内屈指(といっても、「バス砂漠」とされる県なので、全国的にメジャーなフィールドからすれば数段劣ると思われます)とされ、数・質共に十分なバスをストックしているフィールドだと言われています。
この時期にバスが居着くスポットについては、これまでに人から教わることはあまり無かったものの、これまでの釣行から春になってからバスがバックウォーターに集中していることを魚影やボイルの数から確認していました。これはブログ主様のリザーバーでの釣り方の記事に記されていた内容とも合致します。
以上を踏まえ、本湖を切り捨ててバックウォーターで釣りをすることを決断し、紙に大雑把な地図を描いてバスが付きそうな地形の変化やストラクチャーなどがあるスポットをチェックしていきました。
その後、朝マヅメをフル活用するためにも、陽の出前の釣り糸が見える明るさになるときから釣り始めるのは当然として、1つ1つのスポットでありったけのルアーを試して丁寧にアプローチするか、スピード感を重視して他の人が入る前に1つでも多くのスポットを一番乗りでアプローチするか悩んだのですが、朝のチャンスタイムとスポットの数に鑑み、今回は後者を選びました。
この方針の下、ルアーは2本しかないタックルでルアー交換をせずともトップ、中層、ボトム、カバーをチェックできるように、お気に入りのPOP-Xワカサギカラーをスピニングに、OSPドライブクロー4インチのカワエビカラー5gテキサスリグ(製作者の川村さん曰く、「クローワームだが、泳がせてもしばしばバスが食ってくるから、時間がない中で取材の下見をするときに重宝する」そうなので)をベイトにセットすることを決めました。
カラーについては、春以降にバスは細長いシルエットの小魚を好んで食べる一方、ブルーギルには見向きもしない様子だったことから、活性の高い時間はこれらの手持ちのカラーで最もそれらしいものを選んだつもりです。
また、エントリーする場所は、私の姿を発見されにくくするために、風が無ければ多くのバスが上流に頭を向けているだろうと推測し、バックウォーターと本湖の合流地点から険しい斜面を遡って最上流の副ダムまで釣り歩くことにしました。
ここまでが「釣りをする以前」の準備です。
当日。各スポットで表層と中層にルアーを通す際は、ポーズの時間及び巻く速度を調整して早い釣りと遅い釣りを意識しました(ボトムはどうやっても遅くなると思ったので、特に工夫無し)。
また、バスのボイルにはその場で対応しながら釣り進みましたが、いずれも反応はありませんでした。
最上流まで来るとさすがに先行者が竿を出しており、一部はチェックできませんでした。
特に副ダムのえん堤は魚影が濃かったようで、3名のグループが交代しながらずっとライトリグを投げている様子でした。
陽がある程度昇って水質がよく分かってくると、最上流の水の一部が非常に濁っており、そうでないところとの境界線になっている付近でボイルが集中していることに気づき、この水質の変化をチェックすることを決めました。
また、バスが小魚を水面付近で追い回す様は素早く、水温も朝から20度あったことから、バスの活性は高いと判断して遅い釣りを切り捨てることにしました。
そして、水質の境界を探る上で一番良い立ち位置に陣取り、ボイル撃ちを数投するも反応がないので、POP-Xで岸側から扇状に水質の境界を探っていこうと考えました。その第一投でルアーが水質の境界線と駆け上がりの線がX状に重なったスポットに到達した瞬間、深場から一尾のバスがルアーを食い上げてきた、のだと思います(というのは、偶然沖でボイルがあって、私はそちらに目を取られていました)。
バイトの音も地味で、掛けた直後はルアーが重くなっただけに感じられ、最初はフックに浮き草を引っかけたかと思ったのですが、ルアーの姿が水面に無いことと、リールシートに伝わってきた振動の生々しさで魚が掛かったと気づきました。
なお、スーパータックルの力により、ファイトはドラグさえ鳴らないワンサイドゲームでした。
釣り上がったのは23センチの色白な小バスでした。
釣りが巧みな方からすると不満の残る一尾かもしれませんが、当日に誰かから案内を受けることなく、「(偶然に)釣れた」ではなく、「(自分が理詰めで考えて)釣った」初めてのバスだったので、幼少期に叔父の手引きで人生初めてのバスを釣ったときのように小躍りしてしまいました。
その時の私の立ち位置は毎釣行で水温を測定する定点だったため、バスが飛び出してきた駆け上がりは毎回そこに立ったときの第一投でチェックしているのですが、バスが食い上げてきたのは初めてのことでした。地形変化だけではバスにとって居着く魅力に乏しいが、今回は水質の境界線が絡むことで、小魚を待ち伏せするには適当な潜み場所として機能したのかもしれません。
その後、にわかにトイレに行きたくなって釣り場を一旦離れ戻ったら、私のいたスポットには他のアングラーが入ってしまっていました。
普段ならば終日釣りをするのですが、今日は興奮し過ぎて翌日以降体調を崩してしまうかもしれないと危惧したので、釣行毎に細々続けているゴミ拾いをして帰宅しました。
このため、再現性を確認することはできなかったものの、難しい数学の問題を解き明かしたときにも似た清々しい気持ちがバス釣りの魅力の一つなのかな、などと感慨に耽っていました。
人間こうなると欲が出てくるもので、次の釣行ではサイズアップがしたい、あるいは2,3尾釣ってみたいなどと思い始めています。
またこれからも色々教えて下さい。
繰り返しになりますが、今回の記事を書いてくださり、ありがとうございました。
ふくちょーさんいつもブログを読んでいただきありがとうございます。小バスであっても嬉しいですよね、おめでとうございます(^ ^)
バスが本当に釣りやすくなるのは、これからの時期です。
経験上は、6月に入ってからの方が岸釣りからは釣りやすくなりますね。数もサイズも関係なく、本当に本番は6月からだと私は思っています。産卵が絡む時期は正直『天国か地獄か』みたいな釣りが多い気がします。
ただ、6月になって産卵から完全に回復し始めると、安定的に釣れるようになります。もちろん、お腹パンパンではないのですが、産卵が絡む時期よりは難易度は圧倒的に低いですね。
また、雨も降る季節なので、引き続きバックウォーターを攻めていただきたいと思います。
雨が降った後のバックウォーターはさらに良いです。
ぜひ次はでかバス仕留めて下さいね(^ ^)
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